PM2,5が深刻に。黄砂の時期でなくても心配です(27日)
首都高の値上げに対する意見を求めたトコロ、155件しかメールなかったそうな。この数字だけ見ても、全く相手にされていないと言うことです。ニンゲン、最も情けないのは無視されることだと思う。首都高の値上げ、私ら記事書いただけでたっくさんの意見貰う。いや、読んでいる人にとって腹立たしい記事を書いたら、読んだ人の損にならなくたってその10倍来ます。
首都高に意見しても全く意味ない、と考えているから誰も反応しないのだった。ということを認識出来ないくらい、首都高のヒトって人間的にニブいんだと思う。一方、利用者やメディアもあまり強く反対していない。ラジオ日本の番組プロデューサーは「ETCだからですね」と言う。確かに毎度現金で1300円払ったらニブいヒトでも高いと感じることだろう。まぁ我が国は役人天国だ。
長崎の知人によれば大量の汚染物質が降ってきているという。ぬぐうと真っ黒になるとか。調べてみたら本日偏西風強い。『フライトレーダー24』を見ると飛行中の航空機の速度など表示されるため、風の強さも解る。参考までに書いておくと、B787の巡航速度はおよそ910km/h。それより速く飛んでいれば追い風。遅く飛んでいるなら向かい風ということになる。
本日、北九州から広島、大阪上空は強烈な西風が吹いているらしく、高度12000mのB787で607km/h。高度9600mのA330が589km/h。高度8400mのA330も613km/hしか出てません。大雑把に言って300km/hの西風ということ。これだけ西風吹いていれば、中国で発生している汚染大気だってすぐ飛んでくることだろう。実際、九州のPM2,5濃度は高い。
ということを調べるためフライトレコーダー24で遊び始めたら、ヒコウキ好きだからいろいろ見ちゃう。追い風に乗ってイチバン調子良く飛んでいたのは、太平洋上空のB787で何と1260km/h! 350km/hという強烈な追い風に乗っている。最も遅かったのは台湾に向かうジェットスターのA320で、ジェット機とは思えない514km/h。A320の巡航速度、840km/hだ。
おっとPM2,5だった。中国から飛んでくるPM2,5は黄砂の時期に多いとされているが、そんなことありません。黄砂はあくまで中国の砂漠に強い風吹き巻き上げられた砂が偏西風に乗ってくるだけ。汚染された大気は常に発生しており西風に乗ってくる。上でリンクしたPM2,5情報をモトに、多い日はそれなりの対応をしたらいい。クルマは高性能フィルターをどうぞ。
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