トヨタC-HRのスッピン写真出回る!

日本人のクルマ好きにとって今回のジュネーヴショーの「お楽しみ」はトヨタ『C-HR』とホンダの『シビック5ドアHB』だったと思う。いや、全くの新型車という意味ではC-HRですね。ヨーロッパではジューク。世界規模だとホンダ・ヴェゼルやCX-3のライバルとなるモデルである。コンセプトカーは全く食指が動かなかったけれど、市販車を見ると案外悪くないかもですね~!

C-HRのスッピン写真(写真6枚)

というか普通ならコンセプトカーがカコよく、市販車出て「あらあら」になるケースが多いのだけれど、C-HRときたら反対。ナニを隠そうチーフエンジニアの古葉さんと会っても、あまりのカッコ悪さにC-HRの話を避けてきた。けれど市販モデルを見たら「見慣れたら個性的で良いかもしれない」。いや、そいつぁシエンタだった。積極的に新しさを感じるようになるかもしれない。

特にサイドビューときたら複雑な面で構成されており、緻密。樹脂パネルの使い方や形状だってカッコ良い。リアドアのノブの場所や、色の塗り分けなども意欲作。リアビューも凝っており個性的だ。フロントさえカッコ良く感じさせたらデザイナーの勝ち。ちなみにこのクラス、リア席の居住性はあまり重視されない。C-HRも欧州車並だろう(ヴェゼルが群を抜いて広い)。

最近マツダはトラッドかつ真正面のカッコ良さを狙っている。トヨタ車を見ると、シエンタ以後、積極的に新しい価値観を追求しようとしているように思う。もちろんTNGAで、ハイブリッドとガソリン、モーターだと伝えられている。プリウスと同じ1,8リッターのTHS2と、1,2リッターターボは予想出来るが、電気自動車もあるのだろうか? 欧州ならディーゼルだって欲しい。

シビック5ドアHBについちゃ「ワクにはまった時代のホンダ」の作だからして、期待しない方がいいかもしれない。アメリカ仕様のシビックと同じデザインのボディ後半だけ変えたモデルであれば、ヨーロッパじゃ通用しないと考えてよかろう。投資コストを下げるため日本じゃ売れないジェイドなどを入れたのと同じ理由で、ヨーロッパ専用車を開発しなかったということです。

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ