テスラ・モデルX、バイクに追突。1人死亡。自動ブレーキ稼働せず?

昨日東名高速で発生したライダー1名死亡の事故、状況解ってきた。前方の事故で急停車したハイエースに、バイク1台が追突してしまう。これを見た仲間3台は停車。そこに後ろからテスラ・モデルXが突っ込んできたて4台をはね飛ばし、それでも止まらずハイエースに追突している。東名道は交通量少ない時間帯じゃなかったため、速度域だって高くなったことだろう。

事故の映像

本来なら自動ブレーキが稼働し、衝突を避けられなかったとしても急ブレーキ掛けてる最中だったと思う。もしかするとバイク3台の状況を上手く認識出来なかったかもしれません。詳細情報は「都合の悪いことはメディアに言わない」テスラということで、聞いても教えてくれないと考えていい。ちなみにモデルXがアメリカで中央分離帯に衝突した事故の状況、解っていない。

自動ブレーキが付いている、と思っていたユーザーからすれば、衝撃的な出来事だったことだろう。死亡事故、最悪です。あまり知られていないことながらバイク/自転車に対する車載センサーの感度や、ソフトの対応度合いはメーカーによってずいぶん違う。安定して検知してくれるのがスバルとボルボ。この2社、早い段階から2輪車検知に熱心な取り組みを見せている。

バイクが前方を走っている時にアダプティブクルコンをセットしても安定した車間距離をキープ。一方、一世代前のセンサー使う私のアウトランダーPHEVだと車間距離マチマチだ。バイクに対する自動ブレーキ制御の性能は大切だと思う。少なくとも東名道の事故を考えれば、常に最新のソフトで制御されているテスラの場合「検知出来ないこともある」ということになります。

テスラに代表される「公式でも非公式でも詳細を公表しない企業」をどう考えたらいいだろう。今までの自動車産業になかったこと。もちろん企業を信じる人もいる。加えてこちら側からすれば「ダメかどうかすら解らない」ので、危険だと決めつけることは出来ない。ただ疑うことなら自由。ダメもとだと思っておけば、ナニか起きたときにショックを受けないで済む。

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