デミオのトヨタ仕様デビュー!

マツダが稼働させたメキシコ工場で、デミオをベースとしたトヨタのOEMモデルを作っていることは何度か紹介した。ついにアメリカのメディアに最初の試乗レポートが登場しました。写真を見た最初の印象といえば「カッコ悪!」。ぜひとも下のリンク(Yahooアメリカ)をどうぞ。

デミオのトヨタ版

このクルマ、アメリカに於けるトヨタの3つめの販売チャネルである『サイオン』(若い世代を顧客層に狙う)で扱われる。アメリカのメディアの反応を見ると、インテリアは高品質ながら高価で狭いといった評価。例えば日産『ヴァーサ』は1万1990ドルスタート。フォード・フィエスタが1万4580ドルスタート。

デミオベースのサイオン『iA』と言えば、6速マニュアルで1万5700ドル。6速ATだと1万6800ドルである。少しばかり割高な感じ。アメリカでの自動車ビジネスって「高いね」とユーザーが感じたら基本的に厳しい戦いになる。アメリカメディアの評価を見ると苦戦必至かと。

とにかく「狭い狭い」の連発。加えて価格は106馬力のiAより圧倒的にパワフルな130馬力エンジン積み、広いキャビンスペース持つフィットと同じ。アメリカ人の多くがフィットを選ぶと思う。何でパワー低く狭くてカッコ悪いクルマにそんな高い価格を付けたのか全く解らない。

それにしても誰がデザインしたのか? Aピラーから後ろと、Aピラーから前のデザインテーマは全く合っていない。今後、トヨタとマツダのコラボをやるなら、デザインで大モメすると思う。

 

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