マツダ10月の販売低下。一時的な状況か?

打ち合わせに来た永田が「10月はマツダ苦戦してるようです」。どれどれ、と販売台数を見たら、何と! 前年同月比91,5%という数字出てる。驚いたことにデミオ3千台。CX-3が千台と、好調な販売をけん引してきた2車種にブレーキ掛かってます。参考までに書いておくとマツダの販売台数、昨年10月に対前年比118%を記録して以後、絶好調でした。

先月134%。8月153%。7月167%。6月178%。5月169%。4月189%という状況。今年10月の1万1153台は、CX-5が出る前となる4年前の2011年の1万0454台と比べ699台しか増えておらず。2012年2月にCX-5。その後、アテンザ、アクセラ、デミオ。CX-3、ロードスターが出たのに699台増ということ。こう書くと「全体の台数は減っている」と思うかもしれません。

確かに2011年10月の総販売台数22万0271台に対し2015年は20万6608台で全体の台数落ちてる。でもマツダの新車攻勢を考えれば意外な感じ。マツダに聞けば、きっと「台数を追うビジネスは考えていません。お客様層や販売価格帯がずいぶん変わりました。値引きもしていません」かと。その通りだと思う。実際、ディーラーの収益も大幅に改善しているという。

それでも、でございます。今後しばらくガツンと販売台数を伸ばせるフレッシュな新顔は出てこない。何よりデミオとCX-3という看板車種の販売台数が落ちてきたのは厳しいと考える。ここで値引き販売に出なければ素晴らしい! もちろん対前年比を割り込むの、10月だけかもしれないし。逆にVWのディーゼルショックの余波を被り、少し苦戦するか?

 

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