3列目シートは追突されたら危険です

ゴールデンウィーク中、ミニバンの3列目シートに誰かを乗せるケースも出てくることだろう。改めて書いておくと「3列目シートの衝突安全性が全ての席と同じ」と言っているのはボルボの『XC90』だけである(ただし身長170cmまで)。その他の3列目シートについての安全性は「保証されていない」と理解しておいて頂きたい。

なぜ3列目シートが問題なのか? 自動車メーカー&国交省共に追突時の安全試験を行っていないからだ。もちろん実車試験の義務づけだって無し。シートベルトやヘッドレストなど装備すればよいだけである。もう少し解りやすく書くと、3列目シートの安全性を確保するのは物理的に不可能。

そもそも3列目シートに座った人の後頭部とリアガラスの距離が20cmしかない車種は、追突された時のクラッシャブルゾーンなど確保出来るワケない。追突時の衝撃だけでなく、火災になった時も専用のドアを持たない3列目シートは危険だ。意識を失った状態で車外に引っ張り出すのは難しい。

同じように軽自動車の中にも後席の後頭部とリアガラスまでの距離が短い車種はある。チャイルドシートに座らせれば安全だと考えている保護者も多いものの、後席を前後にスライド出来るのなら前の方にセットしておくことをすすめておく。10cm前にセットするだけで追突された時の安全性が飛躍的に向上する。

3列目シートを使うなら危険性を十分に認識して頂きたい。ちなみに私が家族とミニバンに乗るときは基本的に3列目シートに座る。将来性のある子供や孫に座らせようとは思わない。


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