普通のクルマは売れない?
新車が売れないの、当然だと思う。考えて欲しい。今やリッ
ター20km走るハイブリッドや、ガソリンエンジンより30%以上燃料コストを抑えられるディーゼル、そしてEVなど、次世代パワーユニットの普及はすぐ
そこに見えている。地上デジタル放送の時代になるのに、普通のTVなど買わないでしょう。
TVのアナログ放送は2011年に停波という期日が決められているから解り易いけれど、クルマの場合「燃料高騰でなんとなくそんな感じになっちゃった」。だか
ら売る側も買う側も未だピンとこないワケ。おそらくクルマを趣味の対象と考えていない人は、よほどの理由ない限り実需を除けば新車を買わなくなると考えて
います。
逆に考えると、クルマ好きなら現在の燃費(もちろん酷すぎればダメ)であっても
「楽しい」とか「気持ちよい」に代表される魅力さえ有れば買い換えると思う。というかそういう売り方をしていかないと、クルマを最も支持してくれるユー
ザー層に振り向いてもらえまい。こらもうクルマだけでなく、関連産業も含む。
自動車メディ
アは二つの側面を持つ。「実用品としての自動車を客観的に評価する」ことと「文化としての自動車を楽しむ」というもの。今まであえてボーダーを決めてこな
かったけれど(境界も必要なかった)、そろそろ分けないとクルマ業界は本当につまらなくなってしまう。Webも『クール&ホット』を少しづつイメージして
いこうと思う。
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今回の記事、とっても納得させらられました。
たしかに来年になれば少なくても3車種のハイブリッド車が発売されますよね。もしかするとプラグインタイプも前倒しで一般個人向けに発売になるかもしれません。
私もそろそろ買い替えの時期(10年目)ですが、来年のプリウスとインサイト、両方を実際に乗り比べるまでは買う気になれません。
2003年以降、アメリカの好景気に支えられて自動車業界も散々潤ったと思いますが、その間、発売された車を見ると、驚くような新技術は少ないように感じます。特に日本車はトヨタのハイブリッド以外は、ほとんど小変更の範囲ではないかと思います。(コモンレールやツインクラッチはドイツ発ですよね)
グローバル戦略ということで、車のサイズを大きくしてデザインに新鮮さを出して新型車としていたものが・・・まぁ売れていたのでいいのでしょうけど。
ここにきて急激な世界的経済の悪化で車が急に売れなくなっているようですね。
そんな状況の中、消費者に「どうしても欲しい」と思わせる商品にするためには今までのように、車を大きくしてデザインをちょっといじるだけでは無理ではないでしょうか。
本当に買い替える価値のある車でないと全く売れないシビアな時代の到来ですね。
地道に技術(燃費性能・感覚性能)を研究してきたメーカーは、今こそ本領を発揮する時だと思います。それ以外のメーカーは本当に厳しいでしょうね。
まぁ、今の世界的経済ショックが、何か1つでもプラス面を残してくれたらと祈るばかりです。
そろそろラリージャパンですが、私も北海道まで観戦にいくので健闘をお祈りします。
自動車販売業の不振の原因は、やはり旧来の技術を何十年、いや百年以上も使い続けていることにあると思います。少しずつエンジンが改良されてきたことには敬意を表したい部分がありますが、世界的恐慌や原油高があるにせよないにせよ、普通のガソリンエンジンは終わりなのかなと思います。
私は必ずEVの時代になるとは考えているものの、踏み台としてハイブリッドは必要だと思っています。
来年は次期プリウスやインサイトが出ますが、この展開は価格設定次第で面白いことになりそうです。
インサイトはベースグレードで200万円を切るそうですが、もしプリウスが値下げせずに240万〜だったら、一気にインサイトに客が流れると思います。プリウスのほうが燃費はいいそうですが、10万キロ走っても10万円程度しか燃料コスト差はない気がします(プリウスは1800ccなので税金を考慮すると5万円差くらいでしょうか)。これが、プリウスが今より20万値下げして220万からだったら、プリウス優勢でしょう。プリウスのほうが2まわりくらい余裕のある動力性能を持ちそうですね。
売れてると言われる現行プリウスの販売を見てもまだまだたいした台数じゃないです。潜在需要はかなりのものでしょう。まだまだ購入に足踏み状態の人は多いはず。私の周りでもハイブリッドほしい方多いですが、口を揃えてイニシャルコストが高いことを言っています。
ホンダの低価格戦略は絶対に成功すると思います。トヨタも価格的戦略を用意してくる気がしますが。
競争が起こることは消費者にとってはありがたいことです(笑)販売店さんの利益は少なくなりますが…