10月8日

午前中、まだ試乗していなかったジャガーXFの広報車を借りに行く。スーパーチャージャー付きの最上級グレードでありました。20インチ! というGT-R並のデガいタイヤを履いている割に乗り心地良い。時節柄、買うなら600万円台で買えるベーシックグレードのV6か。エントリーリストが発表になったラリージャパンだけれど、ラリーカーで厳しい修行をしてます。「そのままの状態でラリージャパンに出られますよ」という新井さんに言われて買ったのだけれど(420万円)、その後、最初のオーナーだった村野さんに大笑いされました。「いくらで買ったの? ええっ? だって私は1回乗った後、新井君に300万円なら引き取るって言われて手放したんだよ。で、去年は200万円でレンタルしてたんでしょ? それを420万円? わははは! じゃキチンと整備してあるんでしょ?」。「そう聞いてます」と私。されど甘かった! 納車後、車検を頼んだ際、再度確認したらクラッチやドライブシャフトなど本来なら1~2ラリーで交換しなくちゃならないパーツは「いつ交換したのか解らない」。消火器の期限も切れている。リアハブは「クラックが入ってます」。トドメに「一度全部チェックした方がいいですよ」。ハナシとずいぶん違うけど、相手は横綱。ガマンガマン。じゃ心配だから、とクラッチを交換してみたら、何と! 買った時に提示された仕様書を見たらSTIのクラッチが入っているハズなのに、ノーマルでありました。しかもベアリングがったがた。こら引っかかるワね。マフラーも下側にタイコの出っ張りあり、グラベル走ったら間違いなく外れそう。そういえば昨年私のラリーカーに乗ったナビ編集部の人も、マフラー外れ、クラッチの不調に悩まされたと言ってました。クラッチの不調、私も伝えたけど、直らず。スバルでラリー活動をする場合の窓口は新井さんのショップになっているのだけれど、相当のお大尽サマじゃないと厳しいかもしれません。1千万円くらいポンと積んで「これでお願いしますね」が出来ればなぁ。STIがグループNのサポートをやっていた時代はホントに良かった。

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