厳しい修行始まる!(8月13日)
10時にサービスパークにラリー車が到着する予定なので9時半に行ったら何と! 9時55分に到着。新井さんという知人が手配してくれているのだけれど、毎度毎度時間通りに着くので驚く。本来なら夕方に到着予定のタイ人サービスも到着。早速サスペンション交換作業を開始!
燃料も届いた。アジアカップに参戦する場合、主催者が用意した現地の燃料かFIA指定の燃料を使わなければならない。現地の燃料は97オクタンしかなく使えない。そこでFIA燃料を使うのだけれど、こいつが高い! 今回はニュージーランドから運んでおりリッター1100円!
53リッター単位で買うため、3缶/159リッター頼んだ。17万5千円ナリ。泣ける! 他のチームは5缶頼んでいるようだけど私ら予算無し。残したら持ち帰れれないため(コンテナにガソリンを残したクルマは入れられないため)ゴミになるのだった。移動区間はエコランします。
ということでサスペンションの交換作業を始めたのだけれど、なんたって動かすことだけで無くインプレッサに取り付けたこともない。そら不具合出て当然ですワな。特に新兵器、全てが太い。ということでまずリアサスはドライブシャフトに干渉しちゃうことが判明。
上の写真の取り付け部のように(これはフロントです)、リアも本来はカラーが左右同じ長さである。しかしこれだとドライブシャフトのジョイント部分と干渉しちゃう(同じ長さのカラー付けたらボルトが締まらない)。ということで急遽現地でカラーを作らせ下のようにしました。
するとサス全体が前方に動いたため、ブラケケットの左がホイールと干渉して当たってしまった。ホイールの形状やオフセットを変え10mmくらい外出しするしかないのだけれど、スペーサーはレギュレーション違反。いかんともしがたくリアサスは断念です。超悔しい!
フロントもドラシャと干渉したけれど、上の写真の下のブブンを少し削れば対応。ただ車高を落とせるかどうかで小澤さんが悩んでしまってます。今回秘密兵器を使うつもりだったので、フロントにRSSP。リアはKYBのネオチューンという予備の組み合わせ。だったらフロントだけでも使いたいす。
となりのチームはプロトンの『R3』クラスを走らせるワークス。写真のクルマのドライバーは東南アジアの雄であるカラムジット・シン。ちなみにR3クラスは先日トヨタ86も新車を発表しており、けっこう熱いクラスになってきた。日本勢も頑張って欲しいと思う次第。
ということで21時まで作業。クタクタになって晩ご飯。ジョホールバルはメシ旨いです。明日はいよいよレッキだ。
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