高速料金無料化?
高速道路の無料化について様々な論議が巻き起こっている。自動車好き達は大歓迎かと思いきや、お金持ちも多いのだろう。「タダにすると渋滞するから
無料化反対!」と言う同業者まで出てくる始末。「俺はグリーン車やビジネスクラスに乗りたい」ってことなんだろう。この論議、どこかヘンだと思わないだろうか?
極端過ぎるのだ。どうして「もっと安くしろ」という話が出て来ないのだろう。御存知の通り有料の高速道路は
世界中にいくらだってある。ヨーロッパでもフランスやイタリア、スペインなど有料。ただ日本と比べれば圧倒的に安い。いや、日本だけダントツに高いのだ。
100kmの移動に3千円も掛かるなんて信じられないこと。
ヨーロッパの通行料金から考えるなら、せいぜいガソリ
ン代と同額だろう。100kmの利用でリッター10kmと仮定した場合、千円。リッター20km換算であれば500円。大型車は倍。この料金なら「道路の保守維持料金」として喜んで出す。通行料金を安く設定すると、プリペイドタイプのETCカードだって簡単に普及する。
また有人の通行ゲートは廃止すればいい。もしキチンと稼働しなければ、後で振り込んでもらえばいいですから。ちなみにオーストラリアのシドニー近郊にある有料区間など完全無人。今や自動カメラでチェック出来るので、不正&無視したなら自動的に手数料を上乗せした請求書を送るだけでいい。通行料金安ければ、不正も減ると思う。
昨日も書いた通り、民主党政権になっても無料化されるのは地方の交通量少ない区間から。首都高など最初から無料化の対象にもなっていない。といった点からすると、都市部の優遇措置でもありません。
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国沢さんの意見、同意いたします。とてもヘンだと思います。
もともとの意見の大勢は高速道路は無料化が前提(そもそもこの道理が無理にも思いますが)であって、それをいつまでも通行料を取るのはおかしい、ということで議論されていたものです。
今、現実に無料化(一部除く)されるかもしれない時に反対するのは、「ではどうしたいの?」ということになると思います。
渋滞や借金、保守点検は無料化とは別問題として話し合われるべきことだと思います。
話は少しずれますがいつも思っていることを書かせていただきます。
交通量の少ない地方高速について、出張で東北地方を走ることがあるのですが、本当に交通量が少ないです。赤字確実路線がいっぱいでさらに建設を進めている区間もあります。
ただ、あればあったで高速道路はとても便利なものでいつも利用しております。
そこでいつも思うことなのですが、同じ借金になるのなら少ない交通量で借金にせずに料金を大幅に値下げをして使ってもらって借金になるほうがよっぽどいいように思うのです。
一区間¥400なら¥100に下げて多く利用してもらって借金になるほうが経済面から価値があるように思います。単純に1/4の価格にしたから交通量が4倍になるとは思いませんが、高速道路も使ってこそ価値があると思うのですが如何でしょうか?
最後に高速道路無料化、おおいに結構。渋滞おおいに結構。我慢しましょう。なにせタダですから。
私も無料化は反対ですね。半額くらいでも十分安いのではないでしょうか。
もちろん、深夜割引等はそのままで。
道路整備等の必要不可欠な費用はたとえ一部でも負担するべきだと思っています。
年に数回、帰省で埼玉県-三重県を往復することがあるのですが、現在だと各種の割引を使用しない場合、1万円近くかかります。
これが半額だとかなり安く感じます。
今年のGWにも帰省したのですが、深夜にもかかわらず、サービスエリアがまるで日曜日の昼みたいな混雑、走行中も常に前に車がいる状態で、かなりストレスがたまりました。
長距離トラックや高速バスの運転手の方が気の毒に感じましたよ。
私も今の高速料金は詐欺的に高過ぎると思っていますが…民主党の言う無料化は不可能だと思います。
何故なら高速道路をメンテナンスするにも、管理するにも最低限のお金が必要だと思っていますし、それに無料化されても街路樹が荒れ放題だったり、ゴミが散らかり放題ですと、枝に走行中の車が接触したり、道路に落ちている釘を踏んでイキナリ車がパンクしたりして大変危険ですし、大地震の時にも沈滞なく補修するにもお金がいると思います。
乗用車は一年360日24時間どの時間に乗っても、どのICから乗っても現行価格の半額、トラックも同条件で現行価格の3分の1くらいが妥当だと思っています。
あと、国沢さんが言われる通り暫定税率などと言う詐欺まがいな税金は即廃止にするべきだと思います。