高速道路大渋滞

予想されていた通り夏休みは激しい道路の渋滞で始まった。割高な公共の交通機関が景気の悪さにより敬遠され(家族で移動しようとしたら高額になる)、一方、自家用車は自民党の景気対策で高速道路の1000円走り放題を利用すれば驚くほど低いコストで家族旅行や帰省出てきてしまう。こら道路混むの、当たり前です。

ちなみに私はゴールデンウィークから始まった1000円走り放題、実は一回も使っていない。なぜか? 混むのが嫌だから。遊びに行くのかストレス溜めに行くのか解らんですから。昨日もアクアラインを海から眺めていたらず〜っと渋滞してました。100歩譲って遊びの人なら混んでもいい。問題は荷物を運ぶような仕事である。

只でさえ東名道のような幹線は交通量多く渋滞が発生しやすい。突如交通量増えたものだから、影響たるや深刻。フェリーなどの減収だって考えなくちゃならない。冷たい言い方になるけれど、利用者からすれば1000円走り放題が恒久的な措置なら廃止もよかろう。されど普通の料金に戻った際、安価なフェリーが無くなっていたら結果的に損する。

民主党の高速道路無料化は大賛成である。ただ早急な措置を行うと、いろんな意味で社会問題になると思う。とりあえずは航空業界のように「利用者の多い時は通常料金。少ない時や少ない路線は無料に近いほど安く」みたいな方法を導入しながら様子見るべき。民主党に良いブレーンがいることを期待してます。

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1 Responses to “高速道路大渋滞”

  1. たかきゅ〜 より:

    7日、仕事終わりで高速道で深夜を利用して帰省してきました。
    高速ルートは1,000円を堪能するため-東名高速厚木IC-伊勢湾岸道-東名阪道亀山ICというコースです。
    ゴールデンウィークの交通量で覚悟はしていましたが、やはり深夜でもかなり混雑しました。
    深夜の東名高速はところどころで20〜30kmの渋滞が発生しており、ストップ&ゴーで厳しかったです。スピードを出せる区間が少なかったためか、感覚的にはずっと渋滞の中を走っているような感覚で、ある意味1,000円の効果は絶大と実感しました。
    また高速道路での渋滞は第一の敵ではありますが、今回はSA・PAの駐車場が最大の敵でした。
    深夜を走行するので休憩を第一に考えて走行しましたがどこもクルマで溢れており、SA・PA内でUターンもできず次まで走行。3度ほどSA・PA内を素通りしました。とても辛い帰省となりました。
    しかし家族を連れて如何に安く移動するかを考えるとこれしか方法なし。
    政治的無策の1,000円乗り放題ですが一般市民は私も含めてこれをしゃぶり尽くすでしょう。
    国沢さんのおっしゃるとおり、無策ゆえのバランス崩壊も起こっておりますので次の政権には期待しております(?)

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