自動運転は未来の技術(4日)
仕事というのはなぜかヒマな時はヒマなのだけれど、重なるときに重なる。このアルゴリズムを解明できたらノーベル賞を貰えるけれど、無理です。こういった状況、先達は「運」とか「神様」の分野だとしてきた。今日はポルシェとアウディの不正疑惑の怪説のため9時にTV朝日へ行き、終了後、高齢者と自動運転のネタを扱うと言うことで大急ぎでTBSに移動という流れ。どちらも最近追いかけていた件。
そういえば昨日の『ひるおび』はタカタのエアバッグで、電話対応だったもののニュースステーションでポルシェとアウディの分析でした。もはや一生分TVに出た。当分無いと思います。TBS終了後、東京モーターショー会場の近所で行われている日産の自動運転のデモに行く。担当は何とお久しぶりの飯島さんでした。連日取材対応してるということで、なかなかタイヘンだと推察されます。
というのも自動運転は3~4歳児の発達レベル。一生懸命練習してもカンペキにならぬ。しかも命を乗せている。事故でもあれば決定的だ。むしろ「この段階でよくぞ試乗会を行った」と思う。「やっちゃえよ!」精神か? ただ15km程度の一般道周回コースで1度もミスすることなく自動運転が出来た時もあったそうな。素晴らしい! 私は「持っている」ので、必ず「なんで?」が連発する。
ただ先日のトヨタも本日の日産も、素晴らしい取材になった。こういった経験をさせてくれるからこそ、TVでもミスリードせず知ったか一等賞が出来る。何度も書いてきた通り、自動運転で最も難しいのは「運」や「神様」の担当範囲をどうするかだと思う。一歩、高齢者に関わらず人間がミスした時の運転サポートであれば、素晴らしい仕事をしてくれるだろう。事故を減らすにはこの技術しか無い。
帰宅して仕事してたら「レクサスの原稿をお願いしたいんですけれど」。甘い内容にはならないと思いますけれどいいですか? と返したら「どうしてですか?」。確かに立ち上がり期のレクサスはベンツやBMWと勝負したいというから大いに評価していた。されど数年前から当初の健全な精神を失い、単なるマーケティングだけのブランドになってしまっている。だから売れない。
もう一度トヨタの精神を学び、お客さん目線になるべきだ。そもそも内容を考えたらメチャクチャ高いです。「価格でも内容でも正直なプレミアムブランドにしたい」というスタート時の精神は今や全く感じず。だからこそリセールバリューだって悪い。ベストカーやオートックワンの編集なら私がこういった返事をしても気にしないけれど、大半のメディアは「それなら‥‥」となるから面白いです。
以前、地球温暖化してるぞ君とフェイスブックでやりあって絶交されたと書いたけれど、やはり洗脳効果は大きいんだと思う。というか信じたら抜けられぬ。こらもう新興宗教のようなもの。そんな中、CNNが南極の氷について最新の状況を伝えた。まぁ増えてるって内容です。砂漠の地であるラスベガスで開催中のセマショーは大雨らしい。今シーズンの日本、寒さと暖かさか交互に訪れるかと。
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