リレーアタックの”道具”が流通し始めたか?(27日)
もしかしたらリレーアタックの”道具”が窃盗グループに回り始めたのかもしれない、と朝日新聞の『レクサスRX 盗難急増』の記事を読んで思った。レクサスRX、当然ながらスマートキー。加えて簡単な道具で外部から解錠出来る30プリウスなどと違い、盗難防止アラームが全グレードに標準装備されてます。施錠して止まっている車両を盗むのは事実上不可能である。
盗まれた場所は自宅やコインパ、月極駐車などという。いずれもリレーアタックなら十分狙える。スマートキーの70cm以内に接近出来れば、中継器で数百m離れた場所まで電波を飛ばせます。瞬時に解錠出来るし、エンジンも始動可能。全く無傷で盗めるから恐ろしい。おそらく昨年あたりから被害出ていると想定されるが、警察は今になって注意喚起し始めた。遅い!
とりあえず自衛することをすすめておく。玄関にスマートキーを置かないこと。クルマ降りた後、近づいてくる輩がいないかどうか。はたまた病院などで使われる携帯電話の電波遮断ポーチなどにスマートキーを入れておくのもいいだろう。500円くらい買え、効果絶大! クルマを降りた時にスマートキーをポーチに入れて置くだけで100%リレーアタックを防止出来る。
リレーアタック対応のイモビや盗難防止装置が標準でクルマに付くようになるまで、しばらく時間掛かる。そもそもすでに走っているクルマはいかんともしがたい。朝日新聞によれば警察は「ハンドルをロックする防止装置を買え」と言ってるようだけれど、腹抱えて笑う。何十年前の話なのよ! 電波カット機能付きポーチの方が簡単です。玄関なら缶の中に入れればOK。
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