6月21〜23日
21日 早起きして午前中ホテルで原稿書き。12時に到着したキャリアカーの後ろにくっついてバンコクまで戻る。ガレージに到着するや小沢さんが「次のラリーのチェックしましょう」。明日は朝からメインテナンスを行うという。ということで本日は洗車。ラリー終了後の小沢式洗車、何と半日掛かるそうな!
カンペキに泥を落とすのだという。結局暗くなるまで作業。夜はタイの坂本さん(今日はタイにいる)に晩ご飯をゴチになる。今回チーム監督をして頂いたザッカー誌の城市編集長は、晩ご飯終了後、そのまま空港へ移動して帰国の途に。私らもビール回って22時に大沈没。さすが疲れてる感じ。
初めての機械だったので勝手解らず「いてて!」
22日 朝からガレージで次戦に備えたメンテ。クラック入った右側のタンクカバーをアルゴン溶接。全てのアーム類を緩め、悪路で受けたストレス(いろんな方向に押されたり引っ張られたりしてテンションが掛かっている)を解放してやる。その間、私はタイヤチェンジャーで交換作業を行うも、2本目で流血。
入念なチェックの結果、クラッチ以外、決定的なダメージを受けていないことが判明。しかも次戦は3位だって問題ない。また、タイヤは開幕戦で4本。そして第2戦で4本使用。これまた予定通り。第3戦で4本使えば、最終戦の『キングスカップ』(国際格式。2日間)用に8本残せます。マッド用タイヤが新品のまま5本残ってるし。
コントルール性よく減りも少ない
ブレーキパッドも今回『BRIG』の新しいタイプを使った。耐久性を持ちながら、ブレーキタッチや耐フェード性を追求したもの。左足ブレーキを多用したにも関わらず、終了時点で4分の1くらいしか減っておらず。小沢さんによれば次戦もこのまま使えるそうな。200km前後のSSを走りきれるというのだから驚く。
23日 5時に起きタクシーで空港へ。8時15分発のJALは3分の2くらいの搭乗率。小沢さん(49歳)とオヤジコンビの旅でございます。結果が良かったので道中ず〜っとヨタ話など。それにしても小沢さん、よく動く! タイに付いてから毎日暗くなるまでラリーカーいぢりだもの。
スペアバンパーが無いので「整形手術」中
結局、昨日も朝から暗くなるまでメンテし、ホテルに戻って近所の屋台でシンハービール飲みながらタイ飯喰って撃沈。あれだけ動けば疲れるワな。聞けば「クルマがあると何かやりたくなっちゃう」。根っからのクルマいぢり好きなのだ。さてさて。次戦はどうなることやら。想定すらしていなかったクラッチ交換もやらなくちゃならんし……。
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