フランクフルト雑感
伝えきれなかったフランクフルトショーなど。まづゲート入ってすぐのベンツ館の前に居た怪しいお相撲さんにビビる。ベンツのトラック部門は三菱ふそうの技術をたくさん使っているのでこんなムチャクチャになったんだと思う。
GMブースにど〜んと置いてあったのがトランスフォーマー。笑えることに世界中から「カマロを導入して欲しい」という声が出ているそうな。当然の如く欧州でも新型カマロをラインナップすることになったという。ヨーロッパじゃカマロは目立つ!
売れ行きを伸ばしてるのが『スパーク』。マジャール・スズキで生産していた『アギーラ』(日本名スプラッシュ)の後継モデルだ。オペルと韓国GMとの合作。VWのUp! と同じくらいの価格。しかも秀作。世界規模で日本車はガチで戦うことになる。
私が腰砕けになってしまったのがUp! のバリエーションモデル。バギーはホントに良くできていた。売るつもりはないのかもしれないが、聞いてみたら「人気あれば世界のどこかの工場で作るかもしれません」。人件費の安い国なら可能か?
バギー仕様もニーズあると思うけれど、個人的には下のマリン仕様などツボにハマッた。こちらはバギーと違って生産の予定はないという。ただブランドイメージの向上に貢献している。お金持達はこいつを見て「VWも解ってるね」とニンマリすることでしょう。
下の動画(ユーチューブ)はUp! のコンセプトカーを見て悦に入っている私でございます。写真より実車の様子が解るかと。この2台の他、走りを重視した『GT』。電気自動車の『E-Up!』。『クロスカントリー』。そして『燃費仕様』と計6台並んでいた。
ヒュンダイはi30ばかり紹介してきたが『i40』というアコード級のモデルも発売したばかりで、これまた話題を集めている。セダンの他、ワゴンボディもあって、やっぱしカッコ良い。本来ならソナタと同じクラスなのだけれど、専用ボディでございます。
朝9時に成田到着。自宅に直帰し、1時間くらい昼寝した後、原稿を書きまくり。暗くなってから中野に行くと好調でございました。夜は友人が北海道から送ってくれた毛蟹。身が詰まっていて美味しかった〜。帰ってきたら中野でうなぎなどいかが?
日本勢は前に進みたい状況にあるのにブレーキを掛けられている感じ。きっと各社にツマらん人や硬直化した人、原理主義者がいるんだと思う。原理主義を振りかざされると基本的に文明論じゃ論破出来ませんから。そうそう。韓国車を良くしたの、日本人です。
仕事できるのに日本のメーカーから追い出された人はたくさんいる。将棋で言えば飛車や角を取られ、向こうの戦力になってしまったようなもの。むしろ恨みをエネルギーとしてパワフルになっちゃう人も。もっと人材を大切にするべきだと考えます。
原理主義者の松下さんが私についていろいろ書いているので、明日の日記で少しだけ反論してみたいと思う。基本的に原理主義は強いですけどね。
<おすすめ記事>
このバギーに乗ってルパン三世のエンディングみたいに海岸を疾走してみたいですね。手入れもし易そうです。
日本車をパクるのは中国だけじゃないんですね。
ルノーウインドはCR−Xデルソルだし、upのバギーはバモスホンダとフェローバギーだし・・・・・。
中国のパクり方はストリームをパクったウィッシュみたいだったのであまり目くじら立てる必要は無かったのですが・・・・・ヨーロッパのメーカーの方がずるいですね。
VW 海ですね。
バギーにアズーラ・・・。
楽しく、そして、お洒落。
となると・・・
ホンダは・・・そう、ジェットだ!
ホンダジェットのイメージで
クルマ出せばいいじゃないっすか!
名前はもちろん「ホンダエア」でOK。
そんな楽しいクルマを僕もみんなも待っている!
国沢さん、初めてまして。
いつも拝見させて頂いております。
コメは初めて書かせて頂きますが、国沢さんの記事などを通して、私も最近のヒュンダイの車に大変興味を持っております。
以前にヒュンダイが日本展開していた時には別段興味は無かったのですが、ここ最近のヒュンダイには国沢さんもお書きになってますように、モノ凄いパワーを感じます。
私は国沢さんの記事などで写真しか見ておらず、実物は知りませんが、今のラインナップで日本展開していたら、おそらく愛車として、購入していたと思います。
私個人としては、ジェネシスなどの高級車に興味があります。
わたしは、ヒュンダイやシュコダなどの車は、国沢さんの記事で知る事が出来ました。
国沢さん、これからも日本の自動車雑誌にはほとんど掲載される事の無い、韓国車などの記事を紹介して下さい。