新型コロナ支援についてホンダとマツダへ質問した読者がいます。果たして反応は？

ホンダとマツダの株主でもある読者の方が、4月入ってすぐにコロナウィルスに対して自動車会社の取り組みついてホンダとマツダに要望メールを送ったそうな。興味深いことに返事のレスポンスからして違ったという。ホンダはすぐに返事が来たのに対し、マツダは1週間後。果たしてどんな反応だっただろうか？　ちなみに質問の文面は以下の通り。

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はじめまして。私は○○と申します（送った質問状には本名明記）。アコード、シティ、シビック、ストリーム、CX-5を乗り継いできました。御社の株主でもあります。お願いがありましてメールさせていただきます。今医療現場で不足するであろう医療機器を御社の技術で製作していただけないでしょうか。海外のメルセデス、フェラーリなどは自国の人工呼吸器不足を補うためにすでに製作しております。我が国も同じように不足しています。御社の技術力と心があればできると信じております。是非この国難に御社の力をおかしください。よろしくお願いします。

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ホンダからの返答

平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。お客様のお問合せを担当しておりますHondaお客様相談センターの○○と申します。いただきましたメールを拝読いたしました。頂戴いたしました件に関するメール内容を真摯に受け止め、株主様からのご要望として弊社関連部門へ申し伝え、今後の医療機器開発の参考にさせていただきます。

これからも満足いただける、より良い製品造りのため、日々努力する所存でございます。お忙しいなか、貴重なご意見をお寄せいただきまして、重ねて感謝いたします。今後とも、よろしくご支援を賜りますようお願い申し上げます。

マツダからの返答

この度は、マツダオフィシャルサイトよりお問合せをいただきありがとうございます。また、CX-5のご愛用、および平素より私どもに多大なるご支援を賜りまして、重ねて御礼申し上げます。さて、○○様のお申し越しを拝読いたしました。コロナウィルスの感染拡大するなか、貴重なご意見を賜りきまして、誠にありがとうございます。

誠に恐れ入りますが、このたび頂戴いたしましたご意見につきまして、具体的にお伝えできる情報はございませんが、私共へのご期待として真摯に受け止めさせていただきます。重ねて恐れ入りますが、今後とも、マツダへのご支援及びCX-5のご愛顧を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。大変、貴重なご意見を賜り、誠にありがとうございました。

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私自身、この手の質問をお客様相談コーナーにしたことはないけれど、返事の大半がいわゆる定型文だということがよ～く解る。どちらも”真摯”に遠いですね。ホンダの場合、メールの内容である「人工呼吸器製造」を返事に入れただけ。マツダは「コロナウィルスの感染拡大するなか」である。少し違うとすれば、ホンダは「伝えます！」でマツダ「情報無し」。

あまり意味無い感じなので、この手の窓口には期待しない方がいい、ということになります。ただこの情報を送って頂いた方は「ホンダは熱い、と感じた次第です」だという。確かにホンダの方が前向きに感じるし、返信の早さも評価出来ますね。

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