スーパーカー
今日も朝からメガWeb。アサイチはカウンタックLP5000S乗りでもある早稲田大学客員教授の小畑さんと一緒にスーパーカーのパドックウォークの解説であります。1時間半に渡り展示されているスーパーカーの紹介をしていく、というもの。ビカモンのミウラやディーノ246から、最新のアヴェンタドールまで多数。
やはり40歳過ぎの人はサーキットの狼世代のスーパーカーに惹かれ、若い世代の人達を見てると新しい世代のモデルに興味を示す傾向。スーパーカーって、スポーツカーやレーシングカーとどう違うのか、ということが解ってくればクルマ通。スーパーカーの始祖であるミウラやカウンタック、365BBとか見ると興味深い。
スーパーカー同乗試乗抽選は大人気!
しかし今やスーパーカーの多くがスポーツカーやレーシングカーと同じ方向を向き始めた。特にV8エンジン搭載車はドンドン性能が上がっていく。フェラーリ458イタリア、マクラーレンMP4-12Cなんか好例。一方、12気筒エンジン搭載車はフェラーリもランボルギーニも「スーパーカー道」を歩む。
スーパーカー第一世代
上の写真が素晴らしい! 可愛い女性に挟まれた向かって左の方は伝説の『シーサイドモーター』の営業部長だった鞍和彦氏。池沢さんに10台くらい買って貰いました、と言っていた。現在は『キャステル』というビンテージスーパーカーを扱うショップのオーナーです。今回持ってきたクルマは素晴らしかった!
キャステルのWebを見るとほぼ新品エンジンが載ってる1994年のフェラーリF1(412 T1)なんかまで売ってます。ちなみにビカモンのミウラの相場は現在5500万円くらい。今後、さらに上がるだろうと言われている。考えてみたら10年くらい前は1300万円くらいで買えましたね。
池沢センセイを置いて右の方はロータス・ヨーロッパのレアトアラーとして世界的に有名な細野さん。元自衛隊のレンジャー部隊。御本人曰く「池沢さんとツルんでナンパばっかりしてた」。年間3台のみしかレストアしない。それでいて売ってくれるとなればお友達価格という仙人みたいな人です。
細野さんが持ってきたグリーンのヨーロッパは細野さんが新車で買ったというワンオーナーモノ。素晴らしいとしか言えない状態。エンジンもキレイに回っていた。一緒に走ったマクラーレンSLRや排気管から火を吐く800馬力のシェルビー、ビカモンのストラトスに負けない存在感がありましたね。
下の動画はギョウカイの人しか面白くないのでスルーしてOK。勝股兄が座骨神経痛の治療を受けているときの悶絶シーンです。
イベントは無事終了。昨日走らせたフォードRS200をベストカー編集部まで乗っていく大役を仰せつかる。RS200って普通のクルマに見えるが、200台のホモロゲのために作ったカンペキなレーシングカー。首都高を流していても史上最強のラリーカーになるハズだったポテンシャルが垣間見える感じ。素晴らしい時間でした。
<おすすめ記事>
小生も1970年代後半のスーパーカーブームをリアルタイムで体験した者です。
例によって例の如く、クラス中の男子(当時小学校2-3年)の話題はランボルギーニカウンタックでもちきり、LP400(375ps)の最高速300km/hに対してフェラーリ512BB(4.942リッター/360ps)は302km/hと2km/h速いetcと口プロレスの種に尽きませんでした。
片や小生、根はひねくれ者なのか、或いは老成しきっているのかこの「スーパーカーブーム」をSLブームと同じ大人の金儲けの手段として「質に問題がある」との観点の下一歩身を引いて見ておりました。
そんな小生の場合、「スーパーカーは非現実的過ぎて魔法使いアニメ的幼さがある―イマイチついていけない」と考えており、当時の関心事も51年/53年規制を触媒付き国産車(NAPSだのTTCだの色々ありましたね、国沢さんもご承知の通り)の触媒を外してストレートにするのとフルトラCDI(永井電子のウルトラ・シリーズが代表的)を取り付けるのと「どちらがパワーアップ幅が大きいか」といった部分にウェイトが行っておりました(笑)。
そしてある日、クラスの友人から「お前一番気になるクルマは何だ?」と聞かれた際に「ベンツ450SELや同6.9、プジョー604、ルノー30TSにBMW7シリーズ、それから3代目トヨタマークIIにマツダ・ルーチェ/コスモかな」と正直な腹の中を答えました、するとどうでしょう、クラス中が爆笑の渦に包まれ、その日を境に白い目で見られるようになってしまいました(T_T)
その時「何も知らないくせによく言うよ!」ぐらい言い返しておけば良かったと後悔?しているのと同時に、この体質・テイストは結局「一事が万事」で、みんながピンク・レディーが好きなのに対して当方は「岸洋子」「菅原洋一」「藤山一郎」が感性にピッタリ来るのと同質なのではないかと幼心に自己分析してしまったほどです。
ブーム当時もスーパーカーの中ではマセラティキャラミや同インディ、デトマソロンシャンにフェラーリ400/365GT4 2+2など「実用車として使える」フル4シーターの紳士のキャリッジに心惹かれていた小生、現在ではフェラーリやランボルギーニよりも「日常生活やビジネスを含めオールラウンドに使える高性能(&フレキシビリティ)」の具現化という意味でメルセデスE63AMGやBMW M5、アルピナBMW各車に魅惑される辺り、「三つ子の魂百まで」でしょうか。
勝股さん、どんな治療を受けているのでしょうか?
気になるなあ。
剛毅木訥な雰囲気の勝股さんが悶絶!?
スーパーカー!
サーキットの狼は中坊のころの憧れ。
今も実家に全巻あったはず!
ミウラなんて、ひょっとしたら現代のレーシングマシンよりも扱いが難しかったんじゃないでしょうか。子供の頃にはじめて見たミウラ、調子が悪かったのか、なかなかエンジンがかからず、キュルキュルパン、キュルパン、キュルパパンパン、キュルバオーアンと大音響とともに突然目覚めました。瞬間、後方には2mほどの黒煙を噴き、あまりの迫力にこんな車が公道を走ってよいのかと真剣に思ったほどです。
当時国産最強だったのはグロス135馬力の13Bロータリー。375馬力といわれても、全然ピンときませんでした。良い時代だったなぁ。
7,8日とメガウェブを訪れました。
8日のスーパーカー走行会は、派手なウイングや
マジョーラカラーでオリジナルとは大きく異なる外観に
改変された大改造車がレースカ-まがいの爆音を撒き
散らして時速180キロで狭いコースを激走する場と
化していました。
特にコブラや355チャレンジ(ナンバー付き)は
アイドリング状態でも大爆音であり、原型から大きく
姿をSLRやランボなど、東京オートサロンの出展車
が上品に思えるほどの出来栄え。
事故が無かったことに安堵するとともに、違法な車両を
出展させる主催者の姿勢・管理態勢に大いなる疑問を
持たざるを得ませんでした。
「当日参加者」というヤボなイモに一言。
コブラも355チャレンジもマクラーレンSLRもトランポで搬入されたクルマです。クローズドコースということで皆さんにエンジン音を楽しんでもらいたいということで、排気系を変更して持ってきてくれました。走行したドライバーも厳選しています。例えば458チャレンジやムルシェラゴに乗っていた竹居さんはレーシングドライバーです。何も知らず文句ばっかり言ってる人生って寂しいですね。あまりに情けないので表示にし、私の意見を書かせて頂きました。
“知ったかぶり”だけは避けたいです。
そもそも違法云々であれば、師匠がお許しにならない
でしょう。