レクサスの盗難、依然として多数発生。誰でも簡単にできるドリルアタックが多い傾向

今やレクサスは「最も盗難被害に遭いやすいクルマ」になっている。今日もテレビで「ドリルアタック」によって盗まれたと報じてました。手口を見ると粗っぽい。3年くらい前からLXやRXでこの手口が流行りだしてます。運転席ドアの特定部位を電動ドリルで攻めるとドアロックが解放されちゃう。ドア開け、OBD2の端子にコードグラバーを差し込み複製キーを作って終了。

普通にエンジン掛け、走り出せてしまう。コードグラバー使った手口、ドア開けるのが最も難しかった。窓を割って中からロック開けることに代表される強引な方法だとアラーム鳴りますから。ドリルアタックならドアロック機能そのものが無くなるため、普通にドア開く。車両のECUからすればロック解除された信号入ってこないから無事だと思っているのだった。

作業に必要な時間は長くないと言われていたが、CBCニュースによれば6分だという。しかもドリルで穴を開けOBD2に端子を差し込むだけだから、テクニックだって不要。多くのレクサスが同じドア構造をしているらしく、幅広い車種で被害に遭ってます。セキュリティをビジネスにしている企業もあり、防御方法があるようなのでレクサスを持っているなら対応策を打った方がいいと思う。

新型コロナ禍により正規の中古車輸出は減少中ながら、裏のビジネスについちゃ復活しているのかもしれません。相場の高い人気車に乗っている人は十分注意のこと。もはや我が国も純正のセキュリティだけだと厳しい? 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ