ムーヴ
マイナーチェンジしたムーヴの試乗会が木更津で行われいるため、アイスガード5を履いたプリウスの「丁寧な走り」を計測してみることにした。といっても流れを乱すようなユックリした走りじゃありません。走行車線の普通の流れ(したがって追い越しも普通に行う)というイメージ。80km/h制限なら実車速80km/hです。
平均63km/hと決してスローペースじゃないです
するとどうよ! 高井戸ICから木更津東までの区間で31,1km/Lだって! スタッドレスタイヤでこんな燃費が出るなんて予想もしておらず。ちなみに帰りは同じ区間を、もう少しアベレージ速度高く走って27,9km/Lであります。プリウスやアクア、リーフといった燃費上等のクルマならアイスガード5しかないと思う。
『N』の文字のヒビヒビが気になった
ムーヴは素直に良いクルマだった。乗り心地も納得できるレベル。ただ試乗車に付いていたダンパーは日立の広報車スペシャルか? 普通のダンパーじゃ絶対ありえない手書きの管理番号などありました。ただ日立なら、この程度の乗り心地のダンパーは作れると思う。悪い方にバラ付くことを嫌ったんだと解釈しておく。
フロントのアッパーマウントです
注目の追突事故低減ブレーキながら、少し納得いかない。追突防止効果は20km/hまで。加えて車速30km/h以上になると全ての機能がキャンセルされてしまうのだという。40km/hで先行車にノーブレーキで突っ込んでいくと、ブレーキ掛かりながら衝突するんじゃなく、そのままの速度でブツかる、ということです。
30km/h以上になると機能そのものがキャンセルされる
ETCゲートなどで誤作動し急ブレーキ掛かるのを防止するためだという。せっかくの安全デバイスなのだから、フルに活かしてくれればいいと思うのだけれど。ちなみにプリウスのプリクラッシュセーフティ、たまにETCゲートに反応してシートベルトを思い切り引き込まれます。アイサイトでの誤差動経験無し。ありますか?
そうそう。ムーヴのOEMモデルはスバルでも販売されるが、追突低減ブレーキについちゃ全く同じ機能とのこと。「スバルからアイサイトと同じ30km/hで停止出来るように作って欲しいというリクエストを受けなかったですか?」と聞いたら「全くありませんでした」。アイサイトを付ければ良かったのに。
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ムーブのN表示。カローラルミオンも、同じように思いました。
ムーブの衝突防止。映像見てスゴイと思いました。
高級車クラスでなく、軽自動車でやってるのがすごいです。プリウスに乗ってますが、5万程度で装着できるのであれば、ほしいシステムです。渋滞のノロノロ運転で注意力が衰えてるときに効果を発揮できそうです。
ムーヴ、ちょっとガッカリしました。
師匠、このビデオって、20㎞超えて・・・って
イタズラしたくなっちゃったでしょ?
それにしても
最新のスタッドレスって凄いですね。
こりゃあ、春に出てくる2013の新タイヤに期待しちゃいます!
ムーヴは30km/h超だと、自動ブレーキが全く作動しないのですね。
減速だけでもして貰えたら、被害軽減に繋がって良いのでしょうけど。
ちなみに、先に発売されていたVW up!も30km/h超では、
ムーヴと同様に簡易自動ブレーキが全く作動せず、
ノーブレーキで衝突してしまうのでしょうか?
ETCゲートなどの誤作動防止の為ならば、30㎞以上の時は警告音を鳴らすだけでも相当効果があるはずです。
プログラムの変更で是非対応して頂きたいものです。
30km以上でキャンセルと聞き非常に残念です。