RAV4 PHVは3月1日から受注再開へ! 我が国、電気自動車についちゃしばらく売れないかも~
発表直後に電池の入荷不足となり受注停止したRAV4 PHVながら、3月1日からオーダー出来るようになります。すでにディーラーでは受注再開しているようだ。早く乗りたいなら急ぎたい。ただ2021年度の補助金が決まっていないため、3月31日以前の納車だと貰えるかどうかも解らないので御注意を。パナソニックの電池供給体制が整ったということなら明るいニュースだと思う。
一方、電気自動車の売れ行きは当面伸び悩みそう。考えてみたら日本は世界に先駆けて電気自動車を市販したのに、今や完全に埋もれてしまった。特に日本市場を見ると「電気自動車なんか使えない」という忌避論が根強い。東京都に住んでいる65歳以上の人ならリーフe+を買うと125万円の補助金を受けられるのだけれど(e+で316万円になります)、それでも動きは鈍いです。
中古車だってお買い得だ。上のリーフ(40kWh)は2018年式の走行2千kmで乗り出し価格190万円! 40kWhのリーフ、連続高速走行するとバッテリー温度上昇するけれど、近所の足として使うなら申し分ない。しかも40kWhのリーフは大げさなくらい寿命を重視したバッテリー制御をしているため、10年/15万kmくらいなら大きくヘタること無し。200万円を切る現行リーフ、安いと思う。
178万円のMIRAI、私も買えなかった高価なOPナビ付き!
リーフだけじゃなくMIRAIの中古車も値頃感大きい。この中古車屋さんはMIRAIを得意としているようで在庫8台持ってる。2017年式の6千kmで178万円。MIRAI、基本的にフル装備。航続距離だって300kmくらいあるため使い勝手だって良い。近所に水素ステーションあるなら静かで乗り心地良くて快適なクルマだと思うのだけれど、相場低いことを考えたら人気あると言えないのだろう。
「電気自動車なんか売れね~よ」という日本と対照的に海外はニュース盛りだくさん。一昨日、現代自動車が「アイオニック5」という新型電気自動車を発表した。ホイールベース3000mmという大柄なモデルで、全長4635mm×全幅1890mmもある。何とホイールベース2775mmのARIYAより一回り大きく、価格はウワサされていたより安くなるという。欧州に於ける現代自動車の評価、高いです。
ARIYA同じクラスにはVW系のシュコダなども新型車を投入し、500万円くらいになるようだ(欧州に於けるARIYAの予価585万円)。何度か書いてきている通り欧州市場はモータースポーツやってないと売れない。日産の挽回戦略やいかに? そうこうしているウチ、佐川急便が軽トラック7千台を電気自動車(おそらく超小型モビリティ登録の中華EV)にするという。
もしかすると日本は「働くクルマ」から電気自動車化が進むかもしれません。
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