ガセネタかと思いきや、本当にZR-Vを日本で売るらしい。またもオウンゴール確実です
ホンダの国内営業のオウンゴールが止まらない。どうやらホンキでZR-Vという日本人にゃとうてい売れると思えないデザインのSUVを年内に発売するようだ。100歩譲ってリーズナブルな価格設定なら少しは勝負できるかも。されどライバルを見たら200万円を切るスターティングプライスのカローラクロスだ。ほとんどフル装備のハイブリッドで275万円。お買い得感200%ですよ。
ZR-Vのプラットホームはシビックだという。先日発表されたハイブリッドの価格は394万円! 下を見てカローラクロスより100万円も高い! それだけ出すとハリアーのハイブリッドが同等レベル。CX-5のディーゼルだって買えちゃう。いや、CX-60も射程範囲だ。そんなマーケットに超カッコ悪い(もちろん好きな人も少しはいるだろう)クルマを割高感ある価格で出したって売れまい。
どうしたらここまでセンスの無いビジネスを決断できるのか理解に苦しむ。もしかしたら徹底的にデザインセンスの無い人か、はたまたエキセントリックなのか、さらに400万円なんか何とも思わないお金持ちか? ホンダには三つ揃った営業系の経営陣がいるってことなんだと思う。少しカッコ悪くなった新型BR-Vの顔を変更して日本販売するなど、他のチョイスはあるでしょうに。
ホンダ、このままだとドンドン市場が縮小してしまう。レジェンド絶版。オデッセイ絶版。アコード売れず。本来なら売れ筋のCR-V売れず。シビックは日本向けと言えず。日本向けに作ったステップワゴンも評判を聞くとノアに届かず。新型セレナなど出てきたら一段と厳しい。このままオウンゴールを続けて行くのだろうか? 技術はあるし乗ると良いクルマが多いだけにもったいないです。
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