COOに就任して1年しか経っていない藤原副社長が退任とな! これでマツダの業績伸びるか?

いやいや驚きました! 直近5~6年に於けるマツダのクルマ作りを決めてきた藤原副社長がCOOになって1年で退任とな! 社内でマツダ6のクロスオーバーなど提案しても潰し、スポーツグレードも潰し自分の美学でマツダ車を作ってきた。トヨタのことが大嫌い(何度か直接聞きました)。ちなみにアメリカで大成功しているCX-50などは毛籠さんという役員の無理押しです。

自らの退任願いらしいが体調の問題だとしたら心配です

62歳のため年齢的にはまだ2~3年残っても全く問題無し。そもそもラージ車両群は藤原副社長入魂の商品で、成功を見ないで(ビジネス的に成功するか不明)会社を去るということは普通なら考えにくい。とりあえず「任期満了のため」となっているけれど、けっこうな数の関係者が驚いていることを考えたら通常の人事じゃないと考えてよかろう。私は海外に居るため詳細情報が掴めていない。

いずれにしろマツダの将来のためには素晴らしい選択だったと思う。藤原副社長のおかげでどれだけ「得べかりし利益」を失ったのか途方に暮れるほど。藤原さんと人見さんが組んでハイブリッドや電動化車両を全く手がけなかったこともマツダにとって厳しい現在になっている。マツダの技術力を持ってすれば、魅力的なハイブリッドや電気自動車を作れたことだろう。

今度どうなるか? 少しばかり気がかりなのは藤原副社長が引き立てた経営陣も残っていること。例えば車両開発のTOPとなっている廣瀬さんはガッチガチの石頭。デミオに先行スカイアクティブGを搭載してきた時、エンジン担当でした。「フィットとデミオの燃費比較をやりましょう」とカートップの城市兄が私と提案すると「絶対にやだ!」と言い張る!

呆れたことに理由は「ホンダがズルをするから」。だったらレンタカーでやりましょうと言っても拒否。城市さん的には企画が一つ無くなるくらいのイメージだったろうけれど私は「こんな考え方の人がまだいるのね!」と驚いた。その後、何度か話をする機会あったけれど、全てケンカで終わる。さすがミニ藤原だといつもウナッてきた。今回の人事でも残ってます。

後ろ盾の福原副社長を失っても今の強気な態度を取れるのか、それとも突っ張りきれなくなるのか不明ながら、憂慮すべき点であることは間違いない。一方、毛籠さんが発言力を高められるようになれば相当期待していいんじゃなかろうか。大絶賛しているCX-60の価格決定も藤原副社長は大反対だったと聞く。新しいマツダに生まれ変わったら絶賛応援したいと思う!

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