マツダ天国か?

マツダ車の下取り査定が悪いという記事の件、サポーター掲示板で「ハリアーと比べるとCX-5は可哀想な気がします。ハリアーは人気あるので。エクストレイル、フォレスターと比べればCX-5の値落ちも同等な気がします」。はたまた「CX-5は先代モデル。一方ハリアーは現行モデルなので不公平」という意見も聞く。当然ながらそういった話は出てくると思う。

この件、今まで何度かマツダの問題点として紹介してきた。改めて紹介したい。そもそも自動車は発売から時間が経過する段階で「価値」を下げていく。フルモデルチェンジすると旧型車の中古車価格下がり、当然ながら下取り査定も下がる。そいつを埋める役割をしているのが「値引き」だ。デビュー直後のクルマは値引き無し。2年くらいすると値引き幅が拡大していく。

されどマツダの場合「ウチは値引きしない!」と言い張る。何度か「発表から時間が経ったら値引きするべきだ」と何度も何度も聞いてみたら、全否定。ちなみに2012年式の旧型CX-5と旧型ハリアーの中古車/下取り相場を見ても、新車当時同じ価格だったグレードのハリアーが40万円程度高い。その上、2012年にハリアー買った人はモデル末期割引で40万円は引いた。

また、ハリアーは人気車だという点だけれど、マツダもCX-5が1番人気である。エクストレイルとCX-5の2012年モデルの中古車相場は、CX-5のディーゼルより60万円程度新車価格安く、40万円くらい値引きしていたモデル末期の20Xtt4WDで130万円くらいから。値引き無し300万円近かったCX-5の中古車価格と同等である。フォレスターもエクストレイルと同じ状況。

はたまた掲示板で「マツダ天国」という書き込みもあった。これは「走行距離の少ないのに激安のマツダ車を買って乗っていれば天国です」。その通りだと思う。現行CX-5も値引きゼロ。一方、すでに走行距離極めて少ない中古車が出回っている。この物件などフル装備! 実質的に50万円以上引き。お買い得でしょう。なるほどマツダ天国を味わえます。

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