電気自動車、ボンネット無いに熱源ないため39度の酷暑でもエアコンがビンビンに効きます

どう考えても関東は梅雨明けしたのに気象庁サマときたらダンマリを決め込む。このまま梅雨明けを発表しなければタイミング失って恥かくだけ。まぁ気象庁ってそんなモンでしょう。ということで本日リーフに乗ったら練馬の外気温39度。練馬は都内で一番暑いですから。エアコン入れて走り出したら冷えるの何の! 酷暑の中、驚くほど快適でございます。

考えてみたらエンジンルーム、いやモータールームに発熱源が無い。エアコン用のラジエターにとっちゃ素晴らしい環境なんだと思う。39度でこんな効くエアコン、初めてだ。電気自動車に乗り始めて10年以上経つけれど、エアコンが効くというのは考えたこともありませんでした~。まだまだ知らないことがある。修行不足だ。39度になるとさすがに電費は5%くらい落ちますね。

ネット見てたら5kWhという大きな容量を持つリン酸鉄リチウムイオン電池が13万円くらいで入手出来るようになっている! 480mm×奥行き230mm×高さ220mmで重さ38kg。5年保証! これを4つ積めばSAKURAと同じ電池容量です。4つで152kg。52万円。充放電回数4000回以上と書いてある。最新の3元系リチウム電池より少し重いけれど、軽自動車用なら何の問題も無し!

最近太陽光発電と蓄電池をセットで運用している人が増えている。家庭用蓄電池、日本製の高くて充放電回数700回程度の短寿命3元系リチウム電池なのに5kWhなら70万円以上してます。なのに補助金出るからと導入するのだった。日本の技術、徹底的に遅れた。電池についちゃ完全にガラパゴス。電池作ってる企業って完全に国頼り。国際競争力など皆無だ。

ヤマハのE01という125cc相当の電気バイクに搭載されている電池が4.9kWh。これで定地燃費104kmとのこと。実用で70kmくらい走ると思う。リン酸鉄リチウム電池は充電性能もいいから普通の200V/3Aで2時間もあればフル充電出来ると思う。200V/6Aなら1時間。寿命は70km×4000回として28万km。必要にして十分の耐久性だ。日本製の高い電池使うと高くなる。

電気バイクも日本は大幅に出遅れるかもしれない。気付いたらベトナムのホンダ(バイクのことをホンダと呼ぶ)はドンドン中華電気バイクに切り替わって行く可能性大。といった危機感をバイク業界の人が持っていてくれたら嬉しい。でも最大シェアを持つホンダを見ていても、安価で耐久性のあるリン酸鉄リチウム電池を採用する雰囲気無し。

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