電気自動車+太陽光発電

ホンキで太陽光発電を考えている。本来なら「コストダウンしたら導入」という予定だったものの、我が国はこのまま財政の底が抜ける可能性出てきた。だったら現金は有効に投資しておくべき。加えて原発の後始末に膨大なコスト掛かるため、電気料金の値上げも必至。1kW=30円になってもおかしくない状況。

150万円ほどの投資をして太陽光発電を導入した場合、年間13万円程度稼いでくれる計算。12年で投資分を回収可能だ。しかも年間3300kWhを発電出来れば、リーフが1年間走る分の電力1300kWhを使っても2000kWh余る。これが全て家で使う電力の節約分になるということ。ECOだしオサイフにもやさしい。

何よりクルマのエネルギーを自分の家で賄える、というのが素晴らしいじゃありませんか! ということで太陽光発電に詳しい人に見に来て貰った次第。すると「日の当たりは申し分ありません。広さも年間3000kWh以上の発電能力があると思います」。こうなると「どこの製品を選ぶか?」というテーマになってくる。

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日当たり良好

調べてみたら、なかなか賑やかになっていた。しかも太陽光発電パネルの性能も様々。高回転型あれば、低速トルク型もある。調べているウチ、重要なのは「年間発電量」だと解ってきた。つまりピーク時に発電量の大きいパネルより、幅広い時間帯の発電性能持つパネルの方が1年単位で見ると好ましい。

もしかして太陽光発電パネル評論家の需要あるか? ちなみに最近は25年保証の『サンテック』や激安価格で勝負している『サニックス』といった中国製パネルの伸びが著しいそうな。ただパネル以外のパワーコンディショナー(電気回路)は10年保証。会社が存続していなかったら保証もオシマイ。このあたりを危惧
する声も。

1kWあたり40万円切りが当たり前

熟考した末、候補を絞りました。やはり日本製がいろんな意味で安心。しかも1年を通して評価したときに発電量の大きい低速トルク型が望ましい。それでいて安価じゃなければいけません。参考までに書いておくと、2012年春時点での我が国の太陽光発電パネルの生産能力は年間に原発3基分もあるという。

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19 Responses to “電気自動車+太陽光発電”

  1. tonpochi より:

    電気自動車+太陽光発電を導入する場合に20年無金利ローンを実施して頂ければと思います。補助金を出すよりこの方が現実的だと思います。
    今後、CO2排出を削減する為には自動車のEV化は必須です。でもそれを走らせる電気は、火力発電に頼らざるを得ない状況です。
    ガスタービン式発電機の効率は40%、コンバインドサイクルでも55%くらいです。
    ガソリン車の効率は、20%くらいなので日本の全自動車をEVにしても25%CO2削減はぎりぎりです。であればCO2を出さないグリーン電力を増やさない手はないでしょう。
    あとは、各自動車メーカーがやるきを出してEVの車種を増やしローコスト化をして頂くことを期待します。

  2. 下澤 淳 より:

    前向きに行動しますね。余力のある内に動くのは大事なことだと思います。
    電気自動車+太陽光発電って実際どんな生活になるんでしょうか…
    リーフ(最高の電気自動車)+国沢さんの考える最高の家庭用太陽光発電、結構需要のある情報だと思います。

  3. G35X より:

    自動車業界と消費者が一体となって太陽光発電と都市ガス発電(エネファームとホンダ エコウイル)の自立運転とそれに付属するバッファー電池の使用ができるようロビー活動を始める時ですね! 原発問題で電力業界がよれっている今がチャンスです。太陽光発電の余剰分を逆ザヤで買い取る現行システムは結局全消費者の電気代に損失分がかさ上げされ電力会社は損をしない仕組みになっている。電池が5万円/キロワット時 以下になれば、3キロワット のパネルと10キロワット時 のバッファー電池に電子回路を含め200万円そこそこで一式できそう。 住友電工の低温ナトリューム電池がますます魅力的に見えてくる。 国沢さんのリーフが一日4キロワット時ほど使うなら、昼間自分で溜めた電力を夜にそのまま直接(電力網を経由せず)充電できるので気分的に良いでしょう。 

  4. かず より:

    昭和シェル石油の子会社とかも、ソーラーパネルを製造したりと、
    結構日本での生産能力高まってます。
    休耕田や新築住宅、または小さなエリアに区切ってソーラーパネルの発電システムを導入し、足りない分は電力会社から賄える法整備を、今の政権なり与党が動くならまだ救いもあるかなぁ〜?
    (^。^;)
    原発を減発へシフトするには、良い機会ですが。
    電気自動車やプラグインハイブリッドも…
    そういえば、トヨタが無線充電システムの開発に乗り出しましたね。

  5. kine より:

    12ボルト、もしくは24ボルト、48ボルト、の直流で動作をする機器(テレビや洗濯機、エアコン、その他)をメーカーが開発をして、家の配線も直流配線をして家で使う電気は直流、売電やパワーのいるのは交流(買い電)、直流ならバッテリーの出力を直接使用することができるし。
    今の機器は交流を直流に変換をして動作するものが多いので、直流動作する機器は簡単にできそうな気がするのですが?、どうでしょう?か。

  6. 小川敏正 より:

    リーフのバッテリを利用して夜間などソーラー発電不能時の停電対策工夫するのはいかがでしょうか? 今のソーラー発電は停電時には特別な操作をしないと給電されないらしいですね。東電の停電が起こったソーラー発電不能時にも瞬時に自動的に給電されるようシステム構築できないでしょうか?
    また、将来的に、
    リーフのバッテリが乗せ替え可能な構造になり、バッテリが二つ備えられれば、
    ひとつは家庭用バックアップ電源と乗せ替え作業で充電時間のロスタイム解消の
    二役こなせるのでは?と想像してます。

  7. アミーゴ5号 より:

    「こんな良い屋上があるのに、ソーラーじゃないのはおかしいですよ〜」というのは、おちょっかいです。
    m(_ _)mm
    ソーラーもクルマ同様、是非とも、暖かくかつ厳しく見て頂きたいと思います。特に法制度、相当不合理な「縛り」がありそうです。
    ただソーラー評論家第一号になられるならば、パネルも異なるメーカーを、3分の1づつ分けて設置するとかすれば、利用者目線で、性能だけでなくメンテナンスの違い等も比較できて、更に良いですよね〜。
    というのも、期待を込めたおちょっかいです〜。
    (^-^ゞ

  8. 小川敏正 より:

    いっそのコト、売電給電を考えずに、
    ソーラーのみでの(+リーフ) 生活スタイル
    志向/試行されては?
    東電と縁がきれればいくらでも批判は
    自由に出来るのでは?→既存マスコミは東電の広告費etc で信頼絶無ですから!

  9. tm256 より:

    この連休、リーフを乗り倒す予定です。
    下り坂などでの回生で電池残量が増えるというのは、従来車では絶対に味わえない新鮮な体験ですね。
    太陽光発電+電気自動車、これは究極のエコの姿ですよね。これに曇天時などを考慮するなら、燃料電池もあれば完璧です。そうしたら、自家消費の電気の大半はほとんど賄えるので、足りない分だけを電力会社から買うという形になります。
    太陽光発電と燃料電池は、最近住宅メーカーが「W発電」として力入れてます。
    SOFC型エネファームが今年後半に出てきて、価格が200万円を切れば普及が加速し始めるかも。
    少なくとも、燃料電池車の普及よりは、家庭用燃料電池+電気自動車の方が現実的。
    東電の事故でどのみち原発のインフラ輸出は極めて困難になりつつあるので、いっそのこと原発には見切りをつけて、電池三兄弟(太陽電池、燃料電池、リチウムイオンなどの蓄電池)でのインフラ輸出に選択・集中する方が日本の国家戦略としては理に叶うのではと考えます。

  10. 東電以外の値上げ反対 より:

    東電役員報酬が半減だとしてもまだ2000万円近い高給取りだし、数兆円の損害を与え、家を追われ仕事を無くした人が数万人以上いる。
    今も世界中に放射能を撒き散らしてるのに東電は税金投入の国民負担&電気料金値上げなのにボーナス支給は絶対に許されないですよ!
    ましてや東電以外の電力会社地域に住んでいる人に値上げは受け入れられないです。
    全従業員のボーナスゼロは当然であるし、会社の役員って言うのはリスクを追うから高給取りなんであって、大きいリスクが起きたら責任を取って報酬なしは当然。
    社長、役員は事態収集、保証終了までは報酬ゼロで私財を売って保証に充てるくらいの心意気がないと、税金投入&電気料金値上げは死んでも許さないです!(怒)
    人災なんだし交通事故だって刑務所入るんだから、社長は刑務所に入ってもらいたいです。

  11. ゴウ より:

    去年、アメリカでは原発のコストと太陽光発電のコストが逆転し、最安の発電方法となったと孫社長がプレゼンしていましたし、持ち家に住んでいるのでしたら良い選択かも知れませんね。電気自動車もあるし、これからの日本を予想するに当たって参考にさせて頂きます。

  12. ぱんだねこ より:

    トヨタが日産を先行して、太陽発電、充電器、プラグインプリウスをセットで450万で販売してくれたら買います。

  13. れいぶん より:

    太陽電池+家庭用風力発電という線もありそうです。
    ただし今のところ風力は買い取り価格が安いらしいので、
    風力は家庭用に、ディープサイクルバッテリーなどに充電して使い、太陽電池で発電した方はフルに売電する、という線もアリかと。
    ちなみに私は風力発電の営業マンではありません。
    http://www.zephyreco.co.jp/

  14. nobu より:

    皆さん指摘されていませんが、保険とかは考えていますか?
    トラブルは付き物です。
    自然災害(台風・地震・突風)の備えは十分ですか?
    高額な商品ですよ。
    保障期間(車と同じです)等、ぜひ、購入者の良きアドバイスとなる様、お願いします。

  15. 阪神ファン より:

    経済産業大臣が東電役員報酬に文句を言ってましたが、確かに一理あると思います。しかし・・・、なぜ東電だけ集中攻撃するのか、原子力安全保安院の責任は?政府の責任は?と問いたいです。政府に攻撃が来ないよう東電のみ攻撃するよう仕向けているように見えてしまいます。
    なぜなら、菅総理、地震後「これで2年総理をできる」と言ったと太田和美議員が証言しているからです。これが本当だとしたら・・・。こういった政府のおかしな対応から目を遠ざけるため、政府は東電のみを悪者にしてるのかと、思ってしまいます。
    東電が悪いのはわかります。ただ、東電を集中攻撃して肝心な問題が抜けてしまってないのか、心配です。
    あっ、すみません。太陽光の話ですね。腹立たしいニュースを聞きついつい文句を・・・。
    私は太陽光発電で気になってることがあります。それは家の屋根に装着するタイプです。私はマンション住まいですが、近所の家の屋根にある太陽光パネルの反射が眩しいのです。もちろん常時でなく、太陽の位置によりますから、ある季節のある時間帯だけですが・・・。
    これは改良してほしいと思います。(もう改良版があるのでしょうか?)

  16. yiu より:

    ソーラークリニックというサイトを検索されたら全国で登録されている太陽光発電システムの年間発電量が見えますよ。大変参考になるかと思います。自分もここに登録しています。

  17. tonpochi より:

    究極のエコカーとは?
    走行する為のエネルギーを自分自身で造り出す車。
    つまり、太陽電池自動車です。
    そんなの夢物語だと言われるかもしれませんが、東大の研究グループが理論変換効率75%という「量子ドット太陽電池」について公表した模様。
    現存のSi結晶の効率が16%程度であるから、5倍近い効率です。これは、同じ電力を現在の1/5の面積で発電できますから、自動車のボディに取り付ければもしかすると太陽光で充電する自動車が実現するかもしれません。
    漫画宇宙戦艦ヤマトで、波動エネルギー充電何%だと言っていたようなものが近い将来実現する可能性が有ります。
    期待したいです。
    参考URL: http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720110425eaao.html

  18. いし より:

    いつも楽しく見ています。
    私は昨年から太陽光やっています。
    一応ブログアドレスも載せておきますが、
    効率ならサンヨーorパナソニックのHITでしょう
    私もHITです。がしかし値段は高く、KWあたり
    補助金価格がギリギリなようです。
    私の場合4.2kwの太陽電池を載せ
    設置前のメーカーシュミレーションは年間5000kwとの事でしたが、6000kwいく模様です。
    HIT230が一番良くて
    値段と発電量の折り合いならばシャープの多結晶を勧めます。

  19. ジュン より:

    サニックスで太陽光発電付けました、3.38kwで129万でした(補助金引き後)、ちなみにパネル、パワコンは韓国製です、中国製ではありません。

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