クルマの寿命

自動車の寿命は10年/10万kmくらいという認識が強い。そんなことから車検証に走行距離が記入されるようになって、下取り車の査定は大幅に下がってしまった。なぜか? 査定のベースになるのは年式と走行距離だけれど、今まで走行距離についちゃ多少甘いブブンがあったと思う。実際、高速道路主体で3年間乗った6万kmと、6年間でチョイ乗りばかり繰り返した3万kmなら圧倒的に前者の傷みは少ないですから。そこで中古車業者は仕入れたクルマのコンディションを優先し、メーターの巻き戻しなど行って相場を維持してきたのだった。「クルマの耐久性の向上をメーターの巻き戻して調整してきた」と言い換えてもよかろう。さて、このところ5年目の乗り換えが普通になり、走行距離も伸びる傾向。中古車を買う人からすれば「可能な限り走行距離は少ない方がいい」。そんなことからどんなにコンディション良くても、走行距離5万km以上は極端に下取り価格が下がってしまう。「新車に乗り換えようと下取り査定に出してみたら走行距離多いと言われ安さに愕然とした」方も少なくないだろう。もちろん車検証の走行距離の表示を止めよ、と主張したいのではない。このあたりでクルマの寿命の認識を変えていかないと、結果的に「下取りに出すと安いから長く乗ろうか」と、新車の売れ行きが落ち「走行距離の多い売り物しかないから中古車はやめておこう」と中古車の売れ行きも落とすことになると思う。私はクルマの寿命を倍くらいに考えてもいいんじゃないかと考えます。社会体験少ないだろう役人の考えは、いつもながら「奥行き」がありません。

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9 Responses to “クルマの寿命”

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  6. Pug*05 より:

    家族構成の変化により、今乗っている大事なクルマを買い替えざるを得なくなりました。14年落ち10万kmですが、車庫保管できちんと整備してきた為、クルマそのものは絶好調です。できればこのクルマの良さが分かる人に乗り継いで欲しいというのは、売る側のエゴに過ぎないでしょうけども、たいしたブランドでもないこんな車はまともに市場に流す事もできません。下取りしてくれたディーラーに聞くと、おそらく海外で売られる事になるだろうということです。海外ではもっと距離を乗っているクルマが当たり前に走っている事に加え、日本で使われたクルマは同じ10万kmでも程度がいい事で有名なのだそうです。できればこの膨大な整備記録簿をきちんと読める人(つまり日本人)に乗って欲しかったのですが、それも無理そうです。

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  8. マサ より:

    10万kmはやはり、一つの買い替えの目安だと思います。
    もちろん、車のエンジンや車体はまだまだ持つのですが、各種ベルトや部品類が一斉に寿命を迎えるからです。
    私は中古で買って13~4万kmぐらいまで乗った車が過去に2台ありますが、交換部品代を考えると10万kmから維持費用がかなり負担になってきました。
    もちろん、愛着のある車を部品を取り替えて乗る選択肢はありますし、それの啓発は素晴らしいことなのですが、中古車業界のメーター直しへの擁護や、役人の考えへの批判は別問題でしょう。
    第一、良心的な中古車屋が走行距離の割に状態のいい車の価値の説明をメーター巻きなおしという手段を使っておこなうことはありえないのですから、車検証に走行距離を記載することで困ることはありません。
    車の寿命の延長について、国沢さんのような方が啓発するなら、車検証への走行距離記載への疑問を通してではなくて、純粋に多走行距離車のメンテナンスなどを通してではないでしょうか。

  9. 真鍋清 より:

    小生の2004年式トヨタヴィッツ1300U-Lは81200km、ブレーキパッドは3万〜4万kmにかけて二回交換しましたが、エンジンはいまだ絶好調、というより8万kmを境に急にこなれて高速・高負荷+市街地ではエアコン全開の条件で使用してコンスタントに10.5-11km/lを記録するほどです(購入後1万kmまでは同条件で9.6km/lのこともザラだった)。特に驚かされたのは先日一身上の事情から浦和〜館林まで東北道を往復し、分速2300-2600mをコンスタントに維持してなお15.0km/lを記録(エアコンは常時OFF)、高負荷条件下でもトルク・パワー特性は余裕を持っていることが確認でき12万kmまで是非乗る覚悟です。
    このヴィッツの寿命は20万kmはOKと踏んでおりますが、その点以前乗っていた1992年式メルセデス・ベンツ260E(W124)は2008年10月まで16年7ヶ月間、14万km使用後エアコンとワイパーが立て続けに死んでしまいレクサスIS350と引き換えにレクサス店に16万円也で下取られましたがエンジンには目立ったトラブルもなく、売却直前にシャシダイでパワー測定した所最大出力160ps/22kgmをマークし新車時カタログデータ(165ps/23kgm)と大差なく「さすがメルセデス」と感心させられた次第です。
    良く考えてみればメルセデスで14万kmなど「ほんの新人」という説も頷けるもの、北朝鮮ではメルセデスの30万km走行車は未だ新車同様として通っているだけに小生のメルセデス260Eもエアコン/ワイパー等電気系統に一定の修理を受けて大黒埠頭からドバイ経由でイラクに、或いはタイのバンコク港経由でミャンマーに陸路密輸されて今頃かの地で政府関係者を乗せて走りまわっていることが予測されます。そして定期的に部品交換を受け、40-50万kmまでは現役でいる可能性が有力だと踏んでおります。
    こうして考えると果たして「消費ブーム」を背景にもつ「使い捨て」が正しいのか改めて頭を抱えざるを得ないものです。

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