韓国(チェジュ島)、電気自動車の普及率はタクシーを中心に急増中!

韓国のチェジュ島で電気自動車の使われ方を見てきた。驚くのは走っている台数! タクシーについていえば、大ざっぱなイメージだと3分の1くらい電気自動車だったりする。一番多いのがアイオニック5。聞いてみたら「車両価格はエンジン車より高いけれどエネルギーコスト低いためライフタイムで比べたら大差ない」という。そしてお客さんは超快適です!

なんてったってアイオニック5って仕上がりレベル素晴らしい。日本車でいえばカムリやアコードに勝るとも劣らないクオリティや乗り心地、質感を持つ。東京のタクシーがこんなクルマばかりになったら最高でしょう! 起亜のEV6もタクシー用として使われおり、これまたゴージャス! 諸物価は日本と同等。そんな中、タクシー運賃って日本の半額程度です。

下の写真のクルマは起亜のソウルEV。わずか3年前ながらこの世代になると少しばかり電気自動車も違和感出てくる。率直に書くと「まだまだ魅力無し!」。韓国の電気自動車、3年前まで日本車に届いていなかったように思う。それが日本車を追い越し、急速に引き離しつつある。少なくともアオイニック5や起亜EV6に勝る日本製の電気自動車は存在していない。

下は従来型コナEV。日本に新型コナEVが入ってくるようだ。未試乗ながらアイオニック5より新しい技術が入ってくるのだろうか? そんな韓国勢の電気自動車ながら5月は17台しか売れなかった。BYDが131台登録されている。この台数を見て韓国のメディアは「なんでだ!」と騒いでいる。こらもう簡単。BYDは立ち上がりだから売れただけで、やはり落ちると思う。

そもそも日本は電気自動車の普及が進んでいない上、400万円以上の高額車になると中国や韓国勢はブランドイメージという点で厳しい。同じ機能のカバンでいながら、欧州のブランド品ならビニール製であっても20万円。日本製だと革使ったって2万円がやっと。これと全く同じこと。少なくともヒョンデについていえば、もう少しブランド作りを頑張らないとアカンです。

コンボとチャデモの両用急速充電器

そして安い価格帯の車種から参入することをすすめたい。今や韓国車は「安かろう悪かろう」じゃない。アイオニック5を買った人の満足度だって高い。手頃な価格帯なら「ダメ元」で買えるし,その割に品質良ければ高評価に繋がる。安心感でれば高価な価格帯のクルマだって買う気になるだろう。BYDだって日本で普及するとすればシーガルです。これを適切な価格で販売すれば成功に結びつく。

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1 Responses to “韓国(チェジュ島)、電気自動車の普及率はタクシーを中心に急増中!”

  1. おしお より:

    先日初めてIONIQ5を見ました。SUVと言う割には背が低い印象でした。きれいな液晶は目を見張るものでした。
    ソルテラのET-HSも試乗しましたが、それほど負けている感じはしませんでしたけど。
    いまだweb販売のIONIQ5はサービス拠点がよくわからないので、そのへん気を遣ってくれているBYDのほうが伸びしろがあるんじゃないでしょうか。BYDは各県の販売準備室がInstagramでアピールしています。ヒュンダイより目に留まる感じです。

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