i-MiEV一般発売

三菱自動車がi-MiEVの個人向け予約を開始した。企業用の納車もまだ進んでいないのに、なぜこんな早い段階で受注をスタートさせたのだろうか? こらもう簡単。日産が来年販売するEVのコンセプトカーを間もなく発表するからだ。

現時点でハッキリしてるのは、8月2日にオープンする横浜の新社屋に展示されるということ。いや、その前に毎年恒例になっているプレス向けの新技術発表会でプロトタイプに試乗させるかもしれない(いつ記事が解禁になるか現時点じゃ不明)。

日産の場合、EVの価格をバッテリーのみリース契約するという前提で200万円程度に抑えるべく考えているそうな(補助金を使ったケース。バッテリーの買い取りも可能?)。バッテリーのリース代はガソリン価格と同等を考えているらしい。

日産のEVが大いに魅力だったなら、i-MiEVの立場はなかなか厳しい。しかも夏休み明けのタイミングで次世代エネルギー車の大本命であるプリウスのプラグインハイブリッド(おそらくi-MiEVより安価)の情報も出てくるだろう。

日産のようにホンキで一発逆転の満塁ホームランを狙ってくるメーカーと、1塁打やフォアボール、盗塁を重ね点を取ろうと考えている三菱自動車ではイキオイが違う。早い時期に受注を集めておこうと考えるのは自然なアプローチであります。

i-MiEV、もう少し安価なら私も欲しい。けれど今のところ安価で高い性能を持つとウワサされる日産のEVに魅力を感じてしまってます(事業として成功するかはコッチに置いておく)。果たしてクルマとしての魅力(デザインなど)を持っているのだろうか?

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4 Responses to “i-MiEV一般発売”

  1. Ito より:

    日産のEVは24kWhの電池容量になるみたいですね。回生効率が高ければ250kmくらい走れるかもしれません。こうなると、iMiEVではセカンドカー止まりになってしまう人も買えるようになります。
    私ならプリウスと相当迷います。多少遠出で不便を感じても、全速度域で滑るようなEV走行ができる幸せを誰よりも先に味わえるなら価値があります。
    ただ、かっこいいデザインを希望したいです(笑)プリウスは決してカッコよくないですが、時代の変化を感じるデザインです。せっかくEV専用シャシーにするなら、あっと驚くものを期待たいです。

  2. おはぎ より:

    本日から地方三菱ディーラーにて一般向けEV試乗会を開始する様ですね。

  3. 北森 より:

    技術発表会ではまだ新型EVの完成品はお披露目しなかったですね。新型EVのプラットフォームにTIIDAのドンガラを乗せたものでした。
    8月2日までお預け、とのことです。

  4. bianch より:

    すべてはデザインで決まりそうですね。今のハイブリッドはデザインが決まっているような形になってしまっているので、面白みがないですし、あのデザインは好きになれません。昔、日産から出たパオが好きだったので、ああいうデザインでEVはできないのでしょうか。

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