100オクタンでセットアップしたスカイラインNISMO、やはりフルパワーを引き出すことは難しいようだ

420馬力と「スカイライン400R」より15馬力もパワフルなエンジンを売りにする「スカイラインNISMO」は、100オクタンのハイオクでコンピュターの燃調を行ったという。日本のハイオクはJISだと「96オクタン以上」となっている。もしJIS最小限の96オクタンを入れて走らせたらどうなるだろうのか。100オクタンでセットアップしたエンジンなら、確実にパワーダウンすると思う。

エンジンによってもパワーダウンの状況は違う。私の場合、スバル「インプレッサWRX」などに搭載されていたEJ20(2リッター280馬力)なら豊富な経験値を持っている。ラリーに使うEJ20、モーテックと呼ばれる競技用のECUを使う。当時、日本で販売されているハイオクは99オクタンくらいあったようだが、一方でタイで販売されているハイオクは96オクタンくらいしかない。<続きを読む>

<おすすめ記事>

2 Responses to “100オクタンでセットアップしたスカイラインNISMO、やはりフルパワーを引き出すことは難しいようだ”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    返す返すも、メーカーも官僚も劣化しましたね。

    日産は、国内では実質的に出せもしないパワーを売りにしている訳で、これを庶民感覚では「詐欺」と言います。まあ似非セレブに従属してきた経営陣には、理解できないのでしょう。少なくとも今のトヨタなら、絶対に起こり得ないと思います。

    出せもしないパワーを認可した官僚も、ハイオク事情を分かってないんでしょう。というか裏を取って、厄介ゴトに巻き込まれたくないのでしょう。令和の男の官僚は「宦官」ばっかりですな。

    まあ自分では買わないし、国沢さんのブログを見ていなければ知り得ないコトなので、「外野は余計なことを言うな!」という声が聞こえています。はい。

    でもね、ビックモーターを見ていると、日産も官僚も、常識に照らして文句を言われているうちが華ですよ。華。

  2. トヨタ車ユーザー より:

    フェアレディ乙の件もそうなんですが、このスカイラインNISMOは欲しい人は買えるんですかね…。
    このスカイラインが後にどんなふうに評価されるのか。
    たぶん、R33にあったスカイラインGT-R4ドアより上に行くことは無いんじゃないかなと思います。
    4ドアGT-Rは、馬力は280しかありませんが、MTで振り回せたスカイラインが戻って来てくれたらなあと思います。

コメントを残す

このページの先頭へ