ビッグモーター不正を受け値上げを示唆する損保会社も。値上げ通告受けたら躊躇わず見積もりサイトへ!

ここにきてビッグモーター不正を理由に保険料の値上げを示唆する損保が出てきた。これ、全く納得出来ないです。そもそも不正を許したのは損保会社側。きっちりアジャスターが抜き打ちチェックするなどの仕事をして不正を認めなければ、ビッグモーターの件だってここまで大騒ぎにならなかったろう。といった点では損保会社にも責任あること明々白々!

なのに値上げってなに? どこまで消費者をなめれば気が済むのだろうか。もちろん値上げされても払い続ける裕福な人はそのまんまでいいと思う。敏腕かつ経験豊富な保険営業の方と知り合いなら、いろんな意味で心強い。多少割高だと解っていても価値あります。でも契約したまんまで、ほとんど付き合いや連絡がないなら、こういった時に損保の見直しをしたらいい。

有力候補は外資系である。選び方としちゃいろいろあるが、まずネットで評判をチェックしてみたらどうか。その場合、一番良い評価と悪い評価はカット。良い評価、やらせの可能性あるし、悪い評価は嫌がらせの可能性を考えるべき。逆に中間的な評価の無い損保は信頼しない方がいいと思う。「良さそうですね」と思える外資系損保、簡単に2~3見つけられると思う。

一括見積もりサイトの一つ

最近は便利なことに「一括見積もりサイト」というのがある。ここに自分のクルマのデータや、現在の割引率などを書き込むと提携している損保の見積もりを出して貰えるというもの。電話して見積もりするよりはるかに気軽。保険料と評判とサービス内容を自分でチェックして納得出来る損保を探したらいい。それこそネットが一番便利である。

自賠責保険はカラクリが解った。以前から不思議だったのだけれど原付で1年契約すると6910円。3年だと1万170円。そして5年なら1万3310円になる。6910円から先日紹介した5056円の「社費」を抜くと1854円/年。1万3310円から社費を抜くと8254円で、これを5年で割れば1650円/年になります。つまり原付や250ccまでの軽二輪で1年契約してる人は毎年損保に寄付してるようなもの。

普通車は37ヶ月まで加入出来るし、毎年車検の商用車も25ヶ月まで入れる。普通、車検期間しか加入しないと思うが、これまた損保会社に寄付しているようなもの。常に最大限入っておけばよろしい。商用車なんか1年毎に入るのと2年入るので5470円も違う。いやいや今までお金をドブに捨てていたようなものです。私も専門家を名乗りながら知らなかった!

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4 Responses to “ビッグモーター不正を受け値上げを示唆する損保会社も。値上げ通告受けたら躊躇わず見積もりサイトへ!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    言っては何ですが、政治やら金融やらは、実態があってないようなもの。そのくせ人間が一番欲する、権力と金を握っており、良心というタガが外れたらやりたい放題。。。

    しかし政治も金融も、大前提に信頼がないと成り立ちません。

    ビックモーターと関係損保各社への社会的鉄槌(よその会社も大なり小なり同罪?)は当然として、、、

    なによりも自賠責のボッタクリ構造は、政治と金融もろとも白日の下に晒して、甘い汁を吸う輩とその仕組みを退治せねば!!!

  2. しんたろ より:

    自賠責と社費の件、現役ホンダデーラーの店長さんも自身のYouTubeで取り上げてましたね。

    その店長サンも言ってましたがおそらく業界中「誰も」その存在を知らなかったんぢゃないでしょうか。

    ワタシも自動車業界の隅っこで30年近く口に糊してきましたが「社費」なんて言葉聞いたことなかったですから(苦笑)

    とはいえ「損保会社は自賠責でまったく利益を得ていません」なんてタテマエ信じちゃいませんでしたが。
    もっとも手数料的な収入を含めて常識的に「ある程度の利益」はあって当然ですし、民営企業がそんなスタンスはあり得ません。
    いわゆる「赤字覚悟」セールの飾り言葉と同義だと思ってました。
    そう考えれば5,000円超の「手数料」とは別口での「お駄賃」日頃のアコギさを思えばさもありなん。

    まぁ自称「財務のプロ」たる霞ヶ関の財務マフィアに6,000億超(だったっけ)を使い込まれて挙句100年かけて返しますなんて気で鼻を括ったような言い訳に「はいそうですか」で素直に引っ込んだ損保協会、そりゃ素直に引っ込むわな(笑)

    ともあれビックリモーターのお陰で見事にヤブヘビになった損保会社「当面の間」は好き勝手はできなくなったと思いたいですんですが・・・

  3. でっかいラッコ より:

    長文失礼します。
    自動車保険の闇は深いと思います。私の知人は、信号待ちで任意無保険の軽トラに追突される事故(災難)にあいました。追突者は、知人の治療費および車両修理費を支払う能力(意思)がないと主張、また知人の保険会社からは不介入と通知されたとのこと。
    ここからが驚き!?です。個人と個人で話し合い最終的には、加害者と被害者を逆転させて、知人が加害者となり、追突車両の方から自賠責保険の支払い額を受け取ったとのこと。不正利用かもしれないけれど、これが現実かと思いました。
    以降、軽トラは無保険車両と思い、日々運転しております。
    長文失礼しました。

  4. むぎ より:

    先日所沢車検場でユーザー車検しに行ったとき「自賠責36ヶ月でお願いします」と言ったところ、24ヶ月しか入れません、と断られました。

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