東名高速、毎年のように集中工事で大渋滞(怒!)

大型トラックの制限速度アップを検討しなければならないほど切羽詰まっている2024年問題ながら、最近の東名道の工事渋滞など見ると、そもそも「どうしようもないでしょ!」と思う。東名道、集中工事を行っているけれど、昼間だけでなく早朝深夜すら渋滞を抜け出すまで1時間以上掛かっている。制限速度を20km/h上げたくらいじゃ全然カバー出来ない。

東京~川崎区間は11月中旬まで

高速道路の集中工事、東名道に限らず今後も毎年のように予定されているようだ。高速道路会社は「不要不急の移動はやめろ」とか「迂回しろ」と言っているが、荷物運ぶトラックや仕事は不要不急じゃないし、迂回コースだってしっかり渋滞している。2024年問題が顕著になったら迂回コースで時間取られたら、その時点でワヤです。おそらく誰も俯瞰して見てない。

ここは9/4から12/24と長い!

いわゆる「グランドデザインがない」というヤツです。東名道、下りの大井松田と御殿場の間は2ルートある。私レベルのアタマであれば、左ルートは大型トラック専用。右ルートを乗用車専用にするだろう。さすれば大型トラックと乗用車の路面の傷め度合いがハッキリ解る。その上で、左ルートの補修は1車線通行にすることで車速差ないため渋滞になりにくいと思う。

東京~川崎は二重苦

ここで得たデータは片側2車線の区間にも使える。大型トラックを走行車線に集中出来たら、補修間隔のコントロールが出来る。道交法の基本理念は「安全と円滑な流れ」。この2つは同レベルにある。なのに安全ばかり取り上げられ、円滑な流れは重視されない。円滑な流れ=経済だ。道交法の解釈、間違っていると思う。酷いのが警察で、事故起きたら円滑な流れ無視!

警察は「仕事してますよ!」アピールなんだろう。いつまでもチンタラ検証している。警察、時間とお金の概念なし! 関係者に聞いたら「事故を起こすのが悪い」と思っているようだ。困ってるのは事故起こしてない人ですけど! このままだと道路行政や警察が2024年問題で経済の足を引っ張る。550万人の仲間でそのあたりを考えてくれる議員さんを出したいです。

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2 Responses to “東名高速、毎年のように集中工事で大渋滞(怒!)”

  1. アクシオム より:

    東名高速の集中工事でも、大井松田〜御殿場間の区間は本来なら新東名高速の伊勢原JCTから御殿場JCTが当初予定されていた2020年度開通してから、本格的に大規模改修工事に着手し、新東名へ迂回させる予定だったんですが、未だ開通しないまま改修工事に着手しましたね。
    東名高速大井松田〜御殿場の下り2ルートは、確かに右ルート乗用車、左ルート大型トラックを基本にしてはいるんですが、結局同区間では都夫良野トンネル付近での追い越し禁止区間が両ルートで存在したり、追越車線をゆっくり走る乗用車との混走があって、結局有耶無耶になっていますね。
    東名高速をはじめ、50年以上経過した高速道路の老朽化は、首都高でもありますが、結局計画した新東名や圏央道、外環道の建設が計画以上に遅延しており、旧来道路の改修工事区間の代替ルートとして使えないまま改修しないといけないので、いくら通行自粛を呼び掛けても無理がありますね。
    グランドデザインしたくても、それを差配するトップの不在以上に未開通道路を開通させるための推進力も足りませんね。

  2. Mumbaikar より:

    自然渋滞や工事渋滞のせいで高速道路の通過時間が、通常走行での通過時間の2倍以上の時間かかったら、通行料をゼロにするとかいった、高速道路の運営主体のケツをたたくような制度ができないかなぁ。

    もっともそれを実施すると、高速道路会社から代議士先生のところに「赤字になったから補助金を…」という泣きが寄せられるんだろうけれども。

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