ノロノロ走行対策

今の日本で最もニーズがあるのは「イライラしないで済むクルマ」だと思う。ここにきて道路混み出した。年度末ということもあるかもしれないけれど、とにかく渋滞する。加えて一昔前と違い、ドライバーの反応がノンビリしてきた感じ。ふんわりアクセルじゃないけれど、信号変わってたってサクサク動かないのである。

ふんわりアクセル野郎や、右折超慎重野郎(バスは仕方ないです)がいると、普通なら20台通過出来る信号も半分になってしまう。いや、右折超慎重野郎だと1回の信号で1台しか流れないことだってある。こういう人は道交法の基本理念である「円滑な流れ」を全く考えずひたすら安全だけ確保しようとするのだった。

ここで「速く走れ!」と言ってもダメ。全体的にノンビリ走ろうという人が増えてしまった。地方に行けばドライバーの平均年齢は高くなる一方。トシ取ると時間の概念が変り、マイペースになってしまう。60km/h制限の道を40km/hで走る軽トラックも少なくない。20km/hで道の真ん中走る原付だっている。

かくなる上は「ゆっくり走ってストレスを感じないクルマ」を考えるしかなかろう。個人的に案外「いいね!」なのが電気自動車。ゆっくり走れば走るほど電費伸びる。こいつに停止制御までする車間距離追従クルコンなど付けてやれば、相当耐えられるかもしれません。実際、都内はリーフが一番快適だ。

アイドルストップ機能は必須。エンジン掛かったままだとストレス貯まる。ムダな感じがストレスになるのだった。最近アイドルストップ無しのクルマに乗ると、なんだか居心地悪いです。そして走り出したら徹底的に低い回転数を使って欲しい。これまた低いギアで回転数上がってるとストレス貯まっちゃう。

エンジンは低回転域で粘り、さらに味があることを望む。つまり40km/h以下で走っていて楽しい、ということ。VWの空冷ビートルなど、ユックリ走って飽きない。先日、けっこう振動の出る2気筒800ccディーゼルを搭載するXL1に乗り「これもアリだな!」と思った。単気筒や2気筒のバイクが持つ楽しさです。

そしてエンターティメントシステムも有用。TVはダメ。ゲームもっとダメ。会話方式ダメ。携帯電話の本当の問題点は片手運転じゃなく、意識を会話に取られること。だから電話中のクルマは極端に遅かったりする。止まっているときだけ楽しめるエンターティメントシステム、なんかないだろうか?

・リーフの乗り方「値下げは5月9日からになりました

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2 Responses to “ノロノロ走行対策”

  1. 颯爽 より:

    のろい人の後ろでガマンして着いていくと、信号の変わり際にノロノロと自分だけ行ったり。
    その他、年寄りばっかりではなく、若い人も携帯をいじっていてのろかったりするから始末に負えない!

  2. Rotarycoupe より:

    例えば、バイクでのんびりツーリングに付き合うなら125cc以下が楽しい。流れに乗って走るだけで満足感あります。似た意味で、街乗りは軽自動車が案外ストレスフリーだったりする。
    小排気量車は高速道路が辛いですが、ターボが助けてくれます。軽のターボって、実はオールラウンダーなのかも?ただし曲がりくねった山道は、出来の良い普通車を選びたいです。軽で山道を走るのだったら、パワステなしが欲しい。幅が狭くて重心の高い軽自動車には、情報量の多いパワステが必須だと思うのですが、実際はコストの関係か安物パワステが多いですね。残念。

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