クラウンスポーツのPHEV、迷っているなら背中を思い切り押す! 輸入車からの乗り換えも!
クラウンスポーツの本命となるPHEVが追加された。価格は先行発売されていたハイブリッドより175万円高の765万円。絶対的な金額だけ見るとけっこうなモノながら、補助金が55万円出るので120万円差。東京だとさらに45万円出るから75万円差。自動車税免税だったり重量税など課税対象外など合わせれば、5年スパンで考えると60万円差くらいに縮まる。
その上で80kmくらいまでは安価な電気で走ることや、ハイブリッドのシステム出力234馬力(V6の3リッターくらい)に対し306馬力(V8の4.5リッター級)あることを考えると、もはやPHEVの方がお買い得と思えるほど。私なら瞬時も迷うことなくPHEVを選ぶ。ヤリスクロスの兄弟車であるレクサスLBXに550万円出すのなら、これまた瞬時というか迷う対象にもならない。
乗るとステキです! まずクラウン・クロスオーバーより圧倒的にインテリアの質感が高い(クラウンクロスもKINTOだとバージョンアップ可能になった)。助手席前のレッドを使ったドレスアップ、なかなか効いてます。走行用電池が残っていればスムースかつ静かな電気自動車モードで気分良好。自宅に太陽光発電を入れておくとカーボンニュートラルを実現可能だ。
踏めば速い! エンジン停止状態からのフル加速は少しタイムラグあるものの、スポーツモードでエンジン掛かった状態での追い越し加速や、ワインディングロードなど走っているときの加速感は素晴らしい! サスペンションのセッティングもハンドル切ると喜んで曲がるように仕立ててある。プロトタイプに雪道で乗った時はテールにしっかり荷重乗ってグイグイ曲がった。
足回りは減衰力を出しても乗り心地が悪くならないAVSや4WSなど採用しており「スポーツ」というネーミングを実感出来ることだろう。タイヤは21インチのミシュラン(タイ国製)。何よりインパクトあるのがアドヴィックス製となる20インチの対向6ポットブレーキだ。微妙なブレーキタッチも上手にコントロール出来ており、もちろんガッツリ踏めばガッツリ効く!
ボンネットは相変わらず「つっかえ棒式」ながら、まぁ開けることなどないからいいか。ただ歩行者保護用のボンネット緩衝システム(歩行者にあたるとボンネット後端をガスでハネ上げ、ヘッドインパクトの衝撃レベルを下げる)などにキッチリお金を掛けている。このクルマの購入を考えているなら背中をドンと押しておく! 早くオーダーしないと商談停止になると思う。
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クラウンスポーツは、内外装はもろ手を上げられるほどカッコよくて上品。
一方、同じ価格帯になるbz4xはすべてが微妙…。EVが売れないのは値段だけではないと思いました。
家族のクルマとして昨日、注文しました。
大阪ですが、6月か7月に納車のこと
まだ乗っていませんが来週、試乗車を用意して貰える
ので愉しみにしています。
最近のトヨタ車は出来が良くなりました。
カーボンニュートラルで迷走している欧州車から離れて
日本車を満喫しています。