使い勝手がドンドン悪くなっていくMIRAI、同業者も手放す中、どうしようか思案中

MIRAIというクルマ、水素ステーションさえ近所にあれば文句なし! ナニよりクルマとしての完成度めちゃくちゃ高いのだった! プラットフォームはレクサスLS系なのだけれど、水素タンクを守る構造のためかボディ剛性高く、重心も低い。乗り心地とハンドリングのバランスが素晴らしいんだと考える。乗る度に「いいね~」と思うのだけれど、4年所有しての走行距離は1万kmに届かず。

いかんせん水素の充填が修行である。東京近郊の水素ステーション、増えると言われていたのに減る一方。私の家の近所も東京ガスが手を引き、高井戸にあるエネオスは簡易式のためいつ無くなったっておかしくない。そしてエネオスだとエネルギーコストがリッター8kmしか走らないエンジン車と同等。石油利権に放浪される水素エネルギーは、国によって踏みつぶされてしまってます。

とはいえ! 私は当初本能的に「ダメでしょ!」と思っていた燃料電池車ながら、田中CEの熱意にほだされ受け入れてしまった。実際、飛び込んでみたら素晴らしい! 入れ込んだ挙げ句、競技車両に仕立ててWRCの前走までしちゃいましたから。現行モデルでは、すぐ破られたとはいえ、満タン1000km以上の記録も作った。個人レベルでやれることは全てやった、と思う。

そろそろ考えどきかな、と思う。補助金のしばりも無くなったし。かといって買い取り業者に出して知らない人に乗られるのは寂しい。なんたって世界記録出したクルマですからね! ロールバー入れて競技車両にしちゃおうかと考えたこともあったけれど、あまり盛り上がりそうにない。家の近所にイワタニ系の水素ステーションある人で欲しい方、全込み220万円くらいでいかがでしょう(笑)。

今回引き取り手がいなければ免許返納まで手放さず乗ります。

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