東南アジア仕様は洪水など想定し最低地上高を高く設定している。気候変動を受け始めた日本も?
タイやインドネシア、中国などで販売している日本車は日本で販売されているクルマより最低地上高を高く設定している。FF車であっても170mm以上あるのは当たり前。オフロード車と同等の190mm程度あるクルマだって珍しくない。なぜかといえば、大雨による軽度の道路冠水がたびたび発生するからである。そんな時、地上高の低いクルマは厳しい。
240mmあるとスーパーマンになります
一方、日本仕様のクルマは「カッコ良いから」とか「コーナリング性能がいいから」。はたまた「タワーパーキングで1550mm制限あるため」などという理由を付け、車高を引き下げる傾向にある。結果、道路冠水だけでなく雪道の走破性能(街中だと激しいワダチが出来てしまう)も落とすことになってしまう。昨今の気候変動を考えれば、日本も東南アジアです。
ということで、これからクルマを買うのなら最低地上高も考えてみたらいかがだろう。一般的に200mmを超えれば乗用車としちゃ最強と言われる。逆に140mmを切るようだと冠水や雪道の走破性能が大きく制限されるようになる傾向。たった60mmかと思うだろうけれど「されど60mm」なのだった。自分のクルマの最低地上高が知りたいなら「車種 最低地上高」で。
アジア向けのエクスパンダーはミニバンながら地上高205mm
今乗っているクルマの最低地上高を上げたいというのなら、方法は2つ。タイヤ交換かサスペンション交換だ。簡単なのは全車。タイヤの直径を20mm大きくすれば最低地上高は10mm上がる。私のノアは205/65R15から215/65R15に下が、これだけで車高は8mmほど上がる。操縦性はむしろよくなったしスピードメーター誤差は減少。車検だって問題無し。
サスペンションを交換すれば20mmくらい稼げる。さらにタイヤで10mm稼いでやればトータル30mm。150mmのクルマだって東南アジアスペックの180mmになる。これだけあれば軽い冠水や雪道のサバイバル性能がググッと上がります。いつも通る道に軽く冠水するような区間のある人や大雪降るようになった地域の人は、ぜひ地上高のあるクルマを考えたらいいだろう。
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エクスパンダーにスバルのウェルダネス、どちらも国内で売ってほしい車種ですね!(個人的には
エクスパンダーは見た目がカッコいい。ウェルダネスはあの純正としてはおかしな(褒めてる)車高がイイです(笑)