eビターラ発表。気になる価格は400万円を7千円(笑)だけ切った399万3千円スタート!
eビターラが発表となった。注目されていた価格だけれど390万円という事前情報だったのに399万3千円でした。ここまでくれば399万9千円で良かったのに(笑)。6千円安い価格を付けた担当者の顔を見たい! まぁスズキらしいです。クルマの方はすでにお披露目済み。BYDのブレードバッテリー(LFP)をベースグレードで49kWh。上級グレードは61kWh積む。
49kWhタイプも航続距離はWLTCモードで433kmと十分。信頼できる情報を載せているEVデータベースによれば、実用航続距離の目安を270kmとしている。これだけ走ってくれれば全く問題なし。加えて長寿命のLFPだからして30万kmくらいまでなら100%に限りなく近い電池容量をキープすることだろう。急速充電性能は55kWと大きくないが、これまた問題なし。
装備はベースグレードでテンコ盛り。上級グレードから落ちるのは電動シートとガラスルーフ、インフィニティのプレミアムサウンドシステムくらい。ADASフル装備。TV付き。LFPなので予熱機能付き。何より200Vの普通充電ケーブルが標準となる。ここ、スズキらしくない! 灯火類はフルLEDである。もちろんAC100Vのアウトプットも可能。文句なし!
興味深かったのが補助金で、このクルマは1月納車開始なのに国の補助金を87万円としている。スズキの読みとしちゃ「なくならない!」ということなのかもしれません。普通のメーカーが1月のタイミングで発売するなら、補助金についちゃ明記しない。もし補助金が残っていれば実質的に312万7千円。東京都の補助金はホンダ並に出れば50万円なので262万7千円だ。
ボディサイズは4275mmという全長に対し1800mmというワイドな幅を持つ欧州Bセグながら、リアにマルチリンクを採用するなどお金を掛けている。タイヤサイズも225/55R18とケチっていない。ジックリ乗ってみないと解らないけれど、案外良いクルマかもしれませんこれでトヨタバージョンのアーバンクルーザーが同じような価格で出てきたら売れそう。
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デザインは内外装共によくまとまっていて、好感が持てます。
マンション暮らしのため、あいにく今すぐは購入対象となりにくいのですが、いつか手に入れたいと狙っています。
と同時に、BEV専用のプラットフォームだとしたら可能性は低いと思いますが、将来的にマイルドハイブリッド付のガソリンエンジン版も出してほしいです。