アキレスボート
ボート・オブ・ザ・ヤーを受賞したアキレスの『HB-315』というゴムボート、チャンス無く乗ったことなし。たまたまマリーナに行ったらアキレスの試乗会を行っており、HB-315や一度乗ってみたかった免許無しで乗れる2馬力のゴムボートを味見してきました。
ゴムボートは沈まないという安心感あります
ということでHB-315から。全長315cmとコンパクトなれど定員4名。15馬力エンジンまで搭載できるという。FRP製のボトム(底板)を持つ。営業担当によれば「普通のゴムボートと全く違います。今年のボート・オブ・ザ・イヤーも受賞しています」。ありゃま! 宣伝に使ってますね!
グリップにバイクのようなアクセルが付いている
4ストロークだというトーハツ製の9,8馬力は、始動時に2ストロークのような煙を吐く。聞いてみたら「こんなもんです」。マリーナの外に出てアクセル全開したら、速い速い! 下の動画で御覧頂きたいけれど、20ノット近く出るという。15馬力乗せたらどんだけ速いか?
なるほどFRPのボトムが良い仕事をしており、実に安定してます。残念ながら素人だと思われているようで操縦はさせてくれず。フネに試乗してハンドル握らなかったの、初めて。複雑な心境でありました。まぁシンプルな乗り物なので操縦しなくても90%くらい解りますけど。
続いて2馬力の免許不要ボートを試す。最も安いフネだとホンダの2馬力とセットで16万8千円(試乗したのはトーハツ)。さすがに9,8馬力と比べノンビリした感じ。けれど穏やかな日なら何ら問題なし。浜から海に出て釣りするなら十分でしょう!
燃料も1リッターで1時間持つという。免許も船検も不要だという気軽さを考えれば文句なし。このボートをフネに積んでおき、岸に上陸するなんて遊びも楽しそうだ。そんなことを考えながら走っていたら、他の試乗艇がエンコしてる。外海なら事故だよおい。
あらあら!
スタッフに「怖いですね」と言ったら「イザという時はオールもありますから!」。漕げるのか? とばかり乗ってみたら、軽いためだろう。石神井公園のボートよりずっと楽ちん。なるほど遠出しなければ万一エンジン止まっても帰ってこられそう。そもそもエンジン無くても楽しいか?
参考までにゴムボート(正確にはインフレータブルボート)には『ハイパロン』と呼ばれるゴム素材と、『PVL』なるコスト面で有利なビニール素材がある。上のモデルはPVL。「楽しそうじゃないの!」と思った人は、ぜひとも試乗会に顔を出してみたらいい。 ・アクセスのWebサイト
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