ホンダN360、98万円は安いか高いか解らないです

ウチの子供は2人ともクルマ好きだったりする。長女はどうしても好きだと言うミニに乗ってます(亭主は違うクルマ)。息子は古いクルマ好きで、N360とVWタイプⅡ(T2)に乗っている。さすがにこんなクルマ2台だと子供の送り迎えに苦労する、ということでN360を手放すという。「出来れば好きな人に乗って欲しいからオヤジのWebで聞いてくれないか」。

外観は悪くない。古いホンダ車にもれなく付いてくるサビも無し。。外装欠品無し。雨の日も含め(雨漏り無し)毎日乗っているというけれど、そんな”使われている感”がある。1969年式でステアリングやキャブ、ブレーキ、フロントダンパーはOH済み。ボルジョイント、ホイールベアリング、燃料ポンプ、リダンパーなどは新品交換済み。普通に走れる状態。

N360はホンダ初めての軽乗用車で、1967年発表だから生誕50年。搭載されているエンジンはCB450の空冷2気筒をベースにしている。4輪用エンジンと回転方向違うため、ミッションも独自開発。だからホンダのエンジンってしばらく逆回転と呼ばれていたのだった。ちなみにミッションはバイクの技術を使った4速ドグ。独特のシフトフォールが面白い。

改めて見るとミニそっくり! パクりと言って良いほど。リアにトランクを持つのもミニと全く同じ。本田宗一郎さんが「ミニを参考にしろ」と命じたらしい。当時20馬力くらいだった軽自動車に31馬力という高性能エンジンを搭載し、圧倒的に広いキャビンスペースを確保したN360は売れまくった! 売れるホンダ車の文法を全て守っていると思う。

ボンネットを開けると思ったより小さい2気筒エンジンがど真ん中に搭横向きで載されている。後方がキャブレター。向かって左側に発電機。これ以上シンプルな構造は無い。逆にメインテナンスだって容易。ウチのスバル360のエンジンルーム、なかなか狭くて苦労します。エンジンルーム内もこれといったサビ無し。ホンダ車らしく始動性は良い。

気になるとすれば破れが多いシート。この上にカバー掛けちゃうと言う手もあるけれど、やはり張り直しを考えるべきだろう。私が知っている張り替え屋さんだと1パーツ3~5万円。リアのシートとバックレストで8万円くらい(安い張り替え屋さんを御存知しなら教えて欲しい。スバル360やフネの破れたシートの張り替えを御願いしたく)。

メーターはスピード/タコ/燃料でシンプル。オリジナルのラジオ付きながら、音でない。そんなN360を98万円で手放したいという。相場を見るとあってないようなものだが(同じ年式見当たらず)、今後増えるクルマでもないため、そんなモノかもしれません。こいつでグレートレースに出ようかと考えたものの、360cc時代の軽自動車はアメリカで通用しない(笑)。

購入希望という奇特なクルマ好きはこのページ上の『お問い合わせ』まで。

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