中国の奥行きに驚く。幕末で言えば嫌中派って佐幕。私は世界を見ていた坂本龍馬に共感します

砂漠2日目。中華エアベットは一晩で空気抜け、腰が着地していた。テントの外に出ると、もはやスンゴイことになっている。昨日まで普通に走れていた通路がクロカンで押すな押すなの状況。大渋滞である。その中を直管マフラーのオフロードバイクや4輪バギーが全開ですり抜けていく。これを「カオス」と言う。昨日走った砂漠へ行くと、下を見て300台くらい並んでます。

砂漠と言えば、これまた「カオス」である。コースも信号もヘチマもナスもないのに勝手な方向に全開で走っているクルマがいると思ったら、至るところでスタックしてる。ブツからないのかと思って聞いてみたら「もちろんブツかります」だよね~。スタックしてるクルマに落ちてくることだって珍しくないという。そんなマッドな皆さんが5日間で25万台/60万人以上来る。

砂漠を走ろうとすればクロカンといえどもそれなりの改造が必要。TEINのオフロード車用ダンパーの新製品は、車高調整機能を付けなかったかわりコストダウン。それでいながら性能を追求したそうな。なるほど昨日様々な車種を試したけれど、私はスタック無し。ランクルや先代パジェロ、ジムニーに乗っている人は自然災害に対するサバイバル能力が大幅に上がる!

新製品は間もなく発売の「4×4 DAMPER SPORT PLUS」

もはやラッシュアワーの砂漠は諦め、展示会場に行く。これまた規模がデガい! あっという間に1万歩といったイメージ。BYDや北京汽車などは砂漠を走る試乗車を用意している。TEINも11台も試乗車を揃えており、暗くなるまで予約入ってましたね。TEINは大きな損害無しだったそうだが、モデルチェンジ級のダメージ受けたメーカーの試乗車もあったそうな。

それににしてもアメリカ人に匹敵する遊びっぷりだ。中国は大きな改造が許されていないハズなのに、いろんなバリエーションモデルが並ぶ。そして規模が違う! 例えば写真のようなルーフにテントをセットするような業者やメーカーが山ほど! それぞれの分野で猛烈な競争をしている。生き残ったメーカーは良い製品を作っている。脱落する企業を助けることなどない。

ペイロード100kgで30km飛べる世界初の市販乗用ドローンも展示されていた。48万元(1100万円)というプライスタグが付いている。2000万円以上するランクル300がゴロゴロ走っていることを考えたら安い? 昨年は試乗出来たそうな。見るとカーボン製でキッチリ作られている。低い高度なら乗ってみたいと思ったりして。5年もすれば普通に飛んでいるかもしれません。

スペックはコチラから

中国を嫌う人も多い。自由です。ただ将来を考えたら鎖国するより開国した方が良い。TOP同士のイザコザに一喜一憂する必要など無し! 景気の悪さも伝えられるけれど、日本の10倍の市場があり資源だって豊富。幕末なら嫌中派は砂漠、いや佐幕である。坂本龍馬と志を同じくするような人は、モーターショー見学などぜひ中国を訪れてみたらいい。「負けられね~ぞ!」と元気になるだろう。

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