休日なのでアメリカ市場の先読みをすべくカ州の販売状況など。日本勢、追い込まれつつある?

アメリカで最も日本車が売れているのはカリフォルニア州だ。もっといえば、西海岸と東海岸の11くらいの「保守層では無い州」も含む。そしてカリフォルニア州から環境規制が始まる。切り込み隊長のようなもの。ということでカリフォルニア州を見れば今後のアメリカの流れを、ある程度予想出来る。2022年の販売状況を見て「う~ん!」。完全に新しい流れになってきた。

分析してみよう。まず全体の販売台数は167万台。日本が軽自動車を除くと256万台なので大きい市場だと解って頂けると思う。2022年は2021年に対し10%ほど登録台数を落とした。したがって-10%までなら「しかたない」ということになります。日本勢で最も良い成績だったのはスバルの-4.3%。事実上の販売増加だ。台数だって6万4千台と日産の7万台の背中が見えてる

そんな日産は-26.7%で大きく凹んだ。マツダも-24.1%と大きく凹み、スバルの半分の3万4千台に。さらに厳しかったのが以前も「アメリカで大失速!」と紹介したホンダだ。カリフォルニア州は-35%の13万2千台。アキュラと合わせて14万4千台。ヒョンデ+起亜の合計台数が14万6千台なので、ホンダのホームといえるカリフォルニア州で負けたのは初めてとなる!

ちなみにカリフォルニア州のベストセラーブランドは半導体不足により-13.8%となったが28万9千台を売ったトヨタ。18万7千台を売り2位になったテスラをちぎった。GMはキャデラックやGMCまで含んで15万8千台。トヨタの圧倒的な強さが見えてくる。興味深いのがVWで、DSGに長い保証を付けているのに3万4千台しか売れず。VW、アメリカじゃオワコンになってます。

2022年の状況で注目すべきは電気自動車が28万5千台も売れ、これまた初めてPHVを含むハイブリッドの販売台数(23万3千台)を超えたこと! 何と17%が電気自動車! テスラ以外だって10万台規模で売れているのだった。アメリカに於ける電気自動車の第一ゲートは「2026年に35%」。すでに17%を達成しているため、4年間で2倍にすることは十分可能だと思う。

2022年はトヨタもホンダも電気自動車”ほぼ”ゼロ。トヨタの場合。需要戻りカリフォルニア州が200万台のマーケットになると、2025年に12万台程度の電気自動車を販売しなければならない。海岸沿いの11程度の州もカリフォルニア州と同じくらいの販売比率になるだろうから、50万台規模です。今まで「できっこないでしょ!」と言われていた電気自動車化が着々と進んでる。

日本勢、カリフォルニアの販売状況を見ても「いよいよ追い込まれつつあるか?」。茹でガエル状態だということを1秒でも早く気づいて飛び出すこと。追い込まれた時の日本は強いと思いたい。じゃなければ半導体や液晶パネルに続いき負け戦になります。  

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1 Responses to “休日なのでアメリカ市場の先読みをすべくカ州の販売状況など。日本勢、追い込まれつつある?”

  1. CX-60 より:

    先生の指摘をうけて、ホンダは何か対策を立てたのかしら。
    それとも、半導体屋が悪いと人のせいにしてるだけなのだろうか?アフィーラコンセプトが、泥舟にしかみえない。

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