台風接近中の八丈島。TVニュース見てる食料不足が伝えられるも、あにはからんや

台風7号接近中の八丈島にいます。TVニュースを見ると八丈島は4日間定期船が到着しておらず食べ物不足になっていると伝えている。今回、小4と小3の孫2人と一緒に15泊16日の夏休み合宿をしているため「食べ物大丈夫なのか?」と心配してくれる方が多い。なるほどTVニュース見るとスーパーのパンコーナーは商品無し! 野菜コーナー売り切れ。スイカの皮を食べる、みたいな報道も。

パンもビールもある

ということで昨日17時過ぎに近所のスーパーへ行ってみたら、確かに牛乳や豆腐は無い。でもパンはいつもと同じくらい並んでます。焦って買おうという人もいない。2~3日パンを食べなくたって全く問題ないからだ。それとも八丈島の人はパンしか食べないと思っているのだろうか? 加えて島内に少なくとも美味しいパンを焼いているお店が4つある。

スイカの皮は全国的に嗜好品かと

野菜だけれど確かに品種は減っている。上は同じスーパーの17時過ぎ。とりあえず野菜不足で困るような状況ではありません。加えて島の中でも農作物採れる。皆さんこのときとばかり店に持ってきて並べてます。「島ねり」(おくら)こそ名産品のため良い値段ながら、ジューシーで美味しい「つるむらさき」はけっこうな量で150円。島ゴーヤは100円以下。

これのゴーヤチャンプルは美味しい

はたまたラーメン屋さんへ行けばいつも通り。昨日のお昼は美味しいつけ麺でした。ツイッターに様々な島の情報が出ており「蓮華」さんというラーメン屋さんは大量に麵を仕込んであるという。私も乾麺やカップ麵を4~5日分確保しているけれど、皆さん同じように停電して冷凍庫の電気止まっても何日か困らないような備蓄を持ってます。

台風来襲前日ながら海遊びも可能。さすがに外海に面した海外は全て立ち入り禁止となっているものの、写真の神湊港内のみ穏やか。強固な防波堤の内側のため、越堤しない限り波なし。加えて風裏のため風も無い。驚くべき事に港の中ながら透明度抜群! 水深5mくらいまでは見えるし魚種だって多い。子供の遊びには文句なし。ということで写真は12日の夕方です。

神湊には移動カフェも出ていて美味しいかき氷やコーヒーなど飲める。はたまた無料のシャワーが設置されているため、海の家に料金を取られることもなし。ということで午前中仕事(子供は宿題)して昼にいろんな店でお昼食べ、夕方まで子供にダイビング教える日々。小4の方は耳抜きまで出来るようになり、小3も2~3日すればライフベストなしで大丈夫になりそう。

厳しい台風修行を覚悟したものの、避けて通っていきそう。八丈島まで取材に来てるTVクルーは必死で厳しい状況を探しますね。島民へのインタビューも用意してきた台詞を言わせている感じ。神湊にも各社のクルーが来ていたけれど、のんびり泳いでいる姿はどこも撮ろうとしていなかった(笑)。八丈ストアじゃTV局の人がコメント受けてくれる人がいないと困ってた。

そらそうだ。スイカの皮を食ってるなんて言わされたら島で顰蹙かいますから(笑)。TVの皆さんも大変です。上の写真は13日の15時になります。今日も神湊港は穏やか。夕方はカフェ行って子供は漫画タイム。夕食は焼き鳥の屋台が出るからそこでビール飲んで優勝します。

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2 Responses to “台風接近中の八丈島。TVニュース見てる食料不足が伝えられるも、あにはからんや”

  1. z151 サンバー愛好者 より:

    八丈島の東を抜けるか西を抜けるかで結果が全然違ったのかもしれませんね。
    台風が近づくと現地レポートの映像としては揺れるヤシの木やシュロとか、防波堤を乗り越える大波とか、はたまた横殴りの雨とか。
    屋根が捲れたり看板が吹っ飛ばされたり、レポーターがヘルメットを抑えながら風に飛ばされかけているのを必死にレポートする姿をメディアも視聴者も求めている?のかな?

    https://youtu.be/hU2m_Dh5mS4

    「思ったより平和です」とレポートできたら、今のメディアをちょっと信用できそう。

    スイカって1個丸々買うと2500円くらいしちゃうし、冷蔵庫のかなりの部分を占有してしまうので、スイカ買う人が年々減っているらしいです。
    うちなんかだとカットフルーツコーナーのスイカを買ってしまったり。
    子供の頃新城に夏休み帰った時は、川で冷やしたスイカを親戚一同で縁側に腰かけながら食べたり。
    当時は当たり前だったけれど、今ではそうそうできない「特別なこと」だったのですね。
    いや~スイカの皮まで云々って誰が考えたか知らないけれど、相当贅沢ですよ。(笑)

  2. 反日非国民 より:

    「やっぱり〈平和が一番だ❗〉なぁ」と、身に染みて感じる内容でした。
    「戦わずして勝つ」知恵を、これかも大切にして生きていきたいものです。

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