大波乱のラリージャパン、私らSS1からSS4まで走れず~。これもラリーです

いよいよラリージャパンが始まりました~なんですが、豊田スタジアムで行われたセレモニアルスタート後のSS1はスタート地点に向かうとラリー車が戻ってくる。皆さん手でバッテン。どうやらSSがキャセンセルになったらしい。気合い入れてたのに! どうやら新井(父)選手がけっこう派手にコースアウトしたらしく道を塞がれてしまったらしい。今回のコース、新井選手が得意とする狭い林道主体だったのに。

気を取り直し金曜日は朝からSS2へ向かう。驚いたことに6時くらいからたくさんのラリーファンが豊田スタジアムの周りに来ている! リエゾンもいろんな人たちが手を振ってくれる。信号や交差点では停止するクルマの写真撮ってます。欧州のWRCでリエゾンを見ているのは男ばかりながら、日本は老若男女様々。前述の通り98%は手を降っている。海外のドライバーからすれば珍しいことだろう。海外のリエゾン、見ているだけですから。

SS2に到着すると前にクルマがズラリと止まっている。ラリー、今朝も止まってますね! なんでもソルドのヒョンデが燃えているそうな。ハイブリッド用のリチウム電池らしく(ラリー車の電池はハイブリッドシステムを含め全て同じメーカー)、当然のことがら水じゃ消えない。エネルギー無くなるまで燃える。後で聞いたのだけれど車両全体が炭になってしあったそうな。さらに伊勢神トンネル出口でクラッシュ発生。

SS3はスケジュールの関係でP1とP2(ラリー1とラリー2クラス)を除きキャンセルキャンセル。う~ん! まだ走れてないす! そんじゃとSS4に向かい待機。私の横を予定通りSS3を走ったP1とP2が通過していく。勝田選手、いつも通りの超ド派手なウォームアップ。これ、TVや動画じゃ流れない。ええもん見ました。それそろ準備しようか、と思っていたら、P2車両が複数クラッシュしてコースを塞ぎキャンセル!

結局午前中のSSは全てキャンセルになってしまいました。さらに金曜日の最後のSS7も日没になるため緊急搬送用のヘリコプター飛べずキャンセル決定。何と2本しか走れないということに。一度豊田スタジアムに戻り、お昼ご飯食べて午前中と同じルートでSS5へ。また走れなかったらどうしよ、と思いつつスタート地点に向かう。到着したら予定通りとのこと。やっと私らのWRCが始まります! ということで1本目。

以前も書いた通り私のクルマはラリ-5という一番下のクラス。実力的には同じクラスのヴィッツと日本車クラスのコペンの上。つまり下から3台目が実力です。しかし! 走ってみたら望外の順位だったりして! 上のGT86は格上のR3クラス。24位のGRヤリスも全日本だと300馬力近い4WDmのJN-1。27位はラリー2クラスのシトロエンC2です。この時点でラリー終わったら(笑)望外のリザルトですよ! 続く

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2 Responses to “大波乱のラリージャパン、私らSS1からSS4まで走れず~。これもラリーです”

  1. CX-60 より:

    見せ場がキャンセルされたり、なかなかうまくいかなくても(いや、競技はこういうもんなのかもしれない)、日本で走れてよかった旨のコメントをくれた選手もいたそうで、ありがたいことです。
    マラソン・駅伝応援の名残なのか小旗を振って見送るパターンが多いですからね。

  2. SS3/SS6観戦者 より:

    >SS3はスケジュールの関係でP1とP2(ラリー1とラリー2クラス)を除きキャンセルキャンセル。

    SS3は全てキャンセルで、競技車は1台も走ってきませんでした。
    事実と異なりますのでお知らせいたします。

    当日の観客目線ですと、朝3時に起きて5時に黒田ダムの観戦エリア入りしたのに午後のSS6しか見られなかった、と当初は残念に思っておりました。
    しかし全てが終わってから振り返ると、6ステージ中4つが中断やキャンセル、1つが短縮となる中で、Day2で唯一予定通り行われたSS6を観戦出来たことと、過去に類を見ないほど大荒れだった現場に居合わせたことは、これはこれで貴重な体験だったと思います。

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