始めて稼働している地熱発電所を取材しました。やはり2050年のベース電源はこれですね!

私が考える2050年カーボンフリーでのエネルギーは、原発に変わるベース電源として地熱発電。そして太陽光と風力発電など再生可能エネルギーで有り余る電力を作る。使えなかった分で水素を作り、燃料電池や燃焼さえ火力発電などの燃料として使うというモノ。ヒコウキや小型船舶などはバイオエタノールや藻類、e フューエルなどで動かす。乗用車は基本的に電気。トラック水素ということになります。

700m掘って150度の地熱を使う

しかし! ベース電源として理想的だと思っている地熱発電ながら、電気自動車と同じくらい「そんなものできない君」が多かったりする。長い間、原発推進派が一番驚異に感じている地熱発電をつぶしに掛かっており否定論を展開。そいつを信じちゃってるワケです。ということで小規模ながら稼働している地熱発電を見てきました。開発を担当している人にも意見を聞くとまっこと興味深い。

水素、200気圧程度ならダイビング用のタンクで扱える

驚いたことに小規模の地熱発電であっても電力会社はつぶしに掛かっているようなのだ。今回取材した地熱発電所、そもそも作った電力を九州電力に売ろうとしていたそうな。太陽光発電と一緒ですね。けれど6年前に申請してずっと断られ続けているという。それだけでなく、使った蒸気(お湯になります)は再び地中に戻さなければならないなど、制約だらけ。お湯使って温泉施設も作れない。

安全と耐久性が重視されるクルマ用より簡易な配管

そこで現在は電気分解して水素を作っている(トヨタはこの水素や福島県浪江の太陽光から作った水素を使ってオートポリスで開催されるS耐の水素エンジンカローラを走らせる)。文頭の通り太陽光や地熱で作った電力、基本的には電気として使い、余ったらこのように水素というカタチでエネルギーを貯めておけばいい。原発推進派の勢力が弱まれば、地熱発電はイッキに開発が進むだろう。

今回取材したのは今まで何度か紹介してきた新しい世代の『バイナリー』型。我が国の地熱発電は火山由来だけで原発22基分と言われている。そればかりか地球は地面を1万m掘ると300度になるという。場所によっては1500mも掘れば300度らしい。東京で1万m掘っても地熱発電できる可能性すらある。やはり地熱発電はポテンシャルあります。なのに国はつぶし掛かった状態のまんまです。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ