成田の検疫ってこんなことやってる。改めて厚労省とパソナのズブズブの関係がよく解りました

成田の検疫、どうなっているかレポートがほとんど無い。スンゴク興味深いので紹介しましす。まず渡航先で入国72時間前までにPCR検査が必要。私はミラノ空港で受けたのだけれど、綿棒はソフトで細く、看護師の女性も丁寧。証明書出してくれた医師ときたら驚くほど親身になってくれる。イタリア最高です! で、検査費12100円。成田空港の日医大はスンゴク乱暴で泣くほど痛く23000円!

ミラノ空港で成田行きカタール航空のチェックインする時は、陰性証明提示すればOK。また、陰性証明とワクチン接種証明書を『MySOS』というアプリに登録すると、数時間で赤から緑に変わる。これで日本到着時に『ファストトラック』という細かい手続き無しに入国出来ることになってます。つまり15分程度で結果わかる抗原検査で陰性になったら、そのまんま入国出来るハズ。

ということで成田到着! 幸い同じ時間に到着するヒコウキは少ないらしく、降機後に通る通路の椅子、誰も座っておらず。私の搭乗機は第2ターミナルの『65』という手前側一番右のゲートに付いた。降りると案内の女性がおり、ついてくるように言われる。するとどうよ! 文字通り「遠足」。普段ならイミグレーションのある場所を右折し、サテライト(昔、無人車が走っていた)まで歩かされる。

2.2kmほど歩かされました

サテライトに付くとさらに右折すると、そこで抗原検査。降機が18時40分。抗原検査18時55分といったイメージ。その後さらに歩いたら『ファストトラック』というレーンが出てきて、ここは陰性証明や接種証明を見せることなく通過可能。確かに機能してます。しかし! 問題はその後。抗原検査の結果が出るまで延々待たされる。抗原検査、普通なら15分で結果出る。19時20分なら余裕かと!

なのに呼び出されたのは20時37分! 1時間40分くらいボケっと待たされる! ファストトラックなんか意味無し! なんで抗原検査に1時間40分掛かるのか? いろいろ調べてみたら、ここに我が国のダメさ加減がハッキリ出てました。検査を取り仕切っているのは『パソナ』という企業。オリンピックや新型コロナで中抜きして濡れ手に粟の企業だ。役人か政治家とズブズブなんだろう。

日本に入国する人数は、航空会社に報告させればすぐ解る。収益やサービス満足度を求める企業なら抗原検査がボトルネックにならない工夫します。自動車の工場関係者に任せたらカンペキな仕事をするだろう。されど厚労省はパソナに遠慮しているらしく、抗原検査の目標待ち時間すら指示していない。酷いときは4時間掛かるとか! やっぱり役人に任せていたら日本は沈没しますよ。

そうそう。撮影禁止のフダが貼られている場所もあったけれど、検疫関係は治安やシステムなどバレたらマズいことなど皆無。強いて言えばプライバシーの問題あるでしょうから顔は全てモザイク掛けました。知床のKAZU1の写真を公表しない理由も全く解らない。いろんな専門家が見た方が正しい答えになるのに。まぁ隠しておきたいマズい事象があるんでしょう。我が国のレベル、落ちました。

誰もモンク言わないからだと思う。一人で暴れても意味無いですから。馬鹿犬に噛まれたと思って諦める。

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One Response to “成田の検疫ってこんなことやってる。改めて厚労省とパソナのズブズブの関係がよく解りました”

  1. 匿名 より:

    >陰性証明とワクチン接種証明書を『MySOS』というアプリに登録すると、数時間で赤から緑に変わる

    この部分でも派遣社員が24時間目視で審査していますが、少なくとも私がいた孫請けの現場には目標らしきものがなく、パソコンの操作すら怪しいような方もいました。
    コロナ関連の案件にはいくつも行きましたが、テキ屋のようなイベント業者が営業停止中のホテルにギグワークアプリで募集した人を集めて予算を消化していたりして、本当に馬鹿らしいです。

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