新型エクストレイル発表! 価格は東京都だと補助金使ったアウトランダーPHEVより高い

海外ではすでに発表されていた新型エクストレルを国内でも発表した。クルマそのものの仕上がりは海外で高く評価されているし、足回りの構造などもアウトランダーPHEVと同じなので良いと思う。新登場となる1500ccの可変圧縮比ターボはおそらく「eパワー」の特徴に合わせ、大きく2モードで運用されると考えていいんじゃなかろうか。

すなわち車速の低い領域だと圧縮比14という熱効率を追求したNAに近いような使い方をする。試乗する機会あったら聞いてみたいけれど、大雑把にいえば1200ccくらいのガソリンエンジンを30~40馬力くらいで使うイメージ。高速走行時は圧縮比を最大で8まで下げ、過給することでポンピングロスを減らし2000ccの省燃費NAエンジンくらいで使う。

上手にセットアップ出来ていれば実用燃費は街中で15km/L以上。100km/L高速巡航も16km/Lを狙える。ハリアーHVの10%落ちくらいの燃費を実現出来たら凄いと思う! エンジン出力は144馬力。モーター出力がFFで204馬力。フルにモーター出力を使えるようになっているだろうから、電池出力60馬力程度となります。表記されていない電池容量1,5kWhくらいだと思う。

良いクルマであることは間違いなし。されど少しばかり高いか? 売れ筋の1つになる4WDの中間グレード『X』で379万9400円。同じプラットホーム使うアウトランダーPHEVが435万4900円。東京都だとさらに45万円補助金上乗せだから390万4900円。最高出力230馬力前後。自動車税や重量税課税対象外。自宅で充電できる環境あればアウトランダーPHEVの方が安い。

ハリアーHVやRAV4 HV、CX-60のピュアディーゼルエンジン車と言った強烈なライバルも同じくらいの価格帯にある。購入を考えているなら大いに迷いそう。私ならアウトランダーPHEVを基本に、CX-60も乗ってから決めたい。そうそう。CセグベースのホンダHR-Vも同じような価格帯になるが、どのクルマと比較しても厳しいような気がします。

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