新型シビック、日本じゃ絶対売れないでしょう

11代目となる新型シビックがアメリカで発売される。写真で見る限りアコードとインサイトとの区別が付かない(泣)。ちなみに赤いのは新型シビック。白がアコード。紺インサイトです。これにクラリティを加えてもいい。アコードのデザイン評価高かったため、み~んなマネしたんだと思う。マツダも同じようなことをやってるけれど、ホンダかっこ悪い。

いや、もしかしたらアメリカ人からすると「腰抜けちゃうくらいカッコいい~!」なのかもしれません。いずれにしろ日本で売ろうなんてことは考えない方がいい。タチの悪い自動車ヒョウロンカに「お金をドブに棄てるくらいならF1続ければいい」と言われちゃいますから。もちろんヨーロッパでもダメだと思う。アルファードとヴェルファイアでデザインの重要性は完全に証明されました。

顔つきを変えたら売れそうな日本車はシコタマあると思う。新型MIRAIなどもそう。現状、ベルファイアだけで勝負しているようなもの。どうしてアルファードのような方向性を出せないのだろうか? デザイナーの意地だとしたらもったいないです。2代目エルグランドが大失敗したのもデザイン。新型フィット売れないのだって奇妙なデザインだからに他ならない。

逆にインテリアデザインは売れ行きへの関与度低いと思う。もちろん重視する人だって少なからず存在するだろうが、そういった人だってエクステリアやクルマのコンセプト、内容など気に入ったらインテリアについちゃ妥協するだろう。とにかくクルマの売れ行き、デザインが大きい。ちなみに新型シビックのインテリア、私はバランスよくて好ましいと思う。

搭載されるエンジンは4気筒2000ccの158馬力と、ステップワゴンなどに搭載されている2500ccターボ無しエンジンと同じくらいのパフォーマンスを持つ4気筒1500ccターボの180馬力。これといった特徴の無いパワーユニットながら、アメリカ市場のシビックのポジション、割と地味だったりする。タイプRは存在し先代モデルよりパワフルなエンジン積むと予想されてます。

ホンダとしてはシビックをベーシックモデルとして位置づけ、燃費を気にする人にインサイトを推奨するということでしょう。ただバイデンさんが強い二酸化炭素排出規制を打ち出せば、マイナーチェンジあたりで2モーターハイブリッドなど違うパワーユニットを追加してくるかもしれない。繰り返しになるが、日本じゃ全く売れないことを100%ギャランティしておく。

 

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