日本も深刻な尿素水不足に! リッター80円が1500円今や超えも! 物流に影響でる可能性大

「韓国が尿素水不足となりディーゼル車の運行も厳しくなっている」というニュースが流れたのは1ヶ月くらい前のこと。日本じゃ騒ぎになっていなかったため、話題にあがらなかった。しかし! 今月に入り日本も深刻な尿素水不足になっている。尿素水(アドブルーとも言われる)は通常リッターあたり80円程度。トラックなら走行1kmあたり0.4円くらいなので無視出来るレベル。

リッター1500円になればトラックの場合、走行1kmあたり9円程度。軽油が26円程度だから、合わせたら37円にもなってしまう。これ深刻です! なんせ軽油+尿素水を合わせた燃料コストは、リッターあたり185円! 只でさえ軽油高騰のため四苦八苦している運送業界にとって決定的なダメージかと。もっと不安なのが品不足になってしまうこと。尿素水無しだと走れない。

すでに需給バランスは逼迫してきており、お金を出しても買えない状況になりつつあるという。となれば強い購入ルートを持っている大手の運送会社で使われるだけで終わってしまう。こうなると尿素水無いと始動しないようになっているディーゼルエンジンのセーフティ機能をカットして走らせるケースも出てくるんじゃなかろう。となればNOx出ます。

もっと深刻なのが農業。尿素は重要な肥料になる。今の状況だと農作物の値上げも覚悟しなくちゃならない。いや、国によっては高価な肥料を使えないため収穫量が減ることだってあるかもしれません。日本の稲作も例外じゃなく、ある程度育ったあたりから追肥として重用される。来年の夏まで尿素不足や高騰が続くと、農家の経営破綻か、消費者の米代大幅値上げになると思う。

尿素&尿素水不足、いつまで続くだろうか? 不足の原因は昨今のカーボンフリーと関係している。中国の場合、尿素を作る際に石炭を使っており、国が使用制限を掛けたところから始まった。つまり尿素を作るためのカーボンフリーから考えなくちゃならないということ。農家なら今のうちに1年分くらいのストックを持っていた方がいいと思う。輸送業者はすでに確保に走っていると聞く。

ディーゼル乗用車に乗っている個人ユーザーは、元から高品質のアドブルーを買っているし使用量も極めて少ないため、あまり心配しなくていいと思います。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ