輸入車の電動化車両はロシアンルーレット? だとしたらインポーターで保険を立ち上げればいい

先日「輸入車の電動化車両はロシアンルーレットと同じ。電池やインバーターなど走行用の電装パーツ壊れたら3桁の出費になる可能性大」と書いた。この不安をカバーする唯一の方法があります。それは「壊れた時の保険システム」だ。メーカーによっても異なるだろうけれど、ある車種で交換コスト100万円するインバーターにトラブル出る確率を100台に1台とする。

BMWの走行用電池は6年/10万km保証

となればインポーターが3年なり5年なりの保証期間終了となったユーザーに対し、例えば1万円で加入出来る「走行用電装パーツ保険」を立ち上げればよい。ユーザーからすれば1万円で高額パーツの心配無くなったら嬉しいし安心して購入する気になる。交換時に5万円程度の免責を付けておくことで交換工賃分もカバー出来ることだろう。インポーターだって損無し。

「ウチの走行用電装品トラブルは100台に1台以上ありそうだ」と考えるインポーターだとこの保険システムは立ち上げられない。逆に「100台に1台も壊れない」というならすぐに保険システムを作ったらいい。ユーザーからすれば「保険システムの無いインポーターの電動化車両は買わない方がいい」と判断出来る。インポーターとユーザー両方損しない。

ちなみにクルマの寿命は普通に使って15年/30万km程度。走行用電装パーツだって本来ならそのくらいの耐久性を持たせているハズ。したがって10年/20万kmまでは1万円。そこから5年/10万kmの延長をするなら保険料2万円でも3万円でもいいと思う。いずれにしろトラブル出たらゴミにするしかないようなことにならないよう工夫すべきでしょう。じゃなければ怖くて買えない。

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