電気自動車に搭載されていたリチウム電池が熱暴走し自動車運搬船全焼か?

商船三井の自動車運搬船『ファシリティエース』が火災を起こした。場所はドイツのエムデンから米国デイビスビルに向かう途中のポルトガル沖。VWグループの車両3965台を搭載しており、VWやアウディ、ポルシェ1100台やベントレー190台、ランボルギーニなども含まれるという。火災の原因だけれど、ポルトガル海事局や関係筋はリチウム電池が原因だと推測しているようだ。

写真/ポルトガル海軍

乗員の証言によるものらしい(乗員22名は無事ポルトガルに避難済)。当然ながら自動車運搬船には二酸化炭素や固定式泡消火装置などが装備されている。それでも燃えるようで、自動車運搬船の火災は驚くほど多い。2019年1月にも商船三井の『シンシアリティエース』。2019年7月には川崎汽船の『ダイヤモンドハイウェー』が全焼事故を起こしてます。

写真/ポルトガル海軍

ファシリティエースの火災、リチウム電池が怪しいということで、船舶関係者の間で大きな話題になっているようだ。曰く「電池が熱暴走したら簡単に消せないらしい。どうする?」。確かにリチウム電池が熱暴走したらエネルギーを放出するまで燃える。ただ熱暴走が起きるのはたいてい充電中。加えて車両運搬船に乗せるときは、電池残量を減らしてます。

シンシアリティエース

そもそも今まで発生している自動車運搬船の火災について『ダイヤモンドハイウェー』も『シンシアリティエース』も原因はよく解っていない。保険などの問題で秘匿されていだろうか? そして全焼している。今回、リチウム電池かどうか不明ながら、すでに電気自動車大嫌い派の皆さんは「だから電気自動車は危険だって言ってる!」という反応。引き続き取材してみます。

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