高齢の方。免許返納ではなく原付&小型特殊だけ残して免許を持っておくことをすすめておきます

ある程度の年齢になったら免許を返納する流れになる。けれど身分証明書代わりにもなっている免許証が無くなると不便。マイナンバーカード、いろんな意味で怪しいし使い勝手イマイチですから。とはいえ75歳以上になると免許証の更新に認知症検査が必要になるなど面倒。人によってもフィジカルコンディションは大きく違うものの「そろそろですね」と思う時が訪れる。

小型特殊の下町小町シオン

そんな時、免許の返納ではなく原付/小型特殊に切り替えて更新など勧めてみたらいかがだろうか。原付/小型特殊免許なら更新時のヤヤこしい講習は不要。免許証もそのまんま残る。農業などやっている人であれば、近所の畑や田んぼまで小型特殊登録した農機で移動することだって可能。小型特殊車両の最高速って15km/h。長年使い慣れた農機だったら運転は問題無いと思う。

さて。普通免許を返納するタイミングはどう考えたらいいだろうか? 中~重度の認知症であれば更新時の講習で免許を出してくれなくなるので迷う必要なし。軽度な認知症だと免許は継続出来る。その場合、高い性能を持つADAS付きのクルマに乗ることを強く推奨する。「高い性能」とはシエンタ以降のトヨタ車レベル。スズキやダイハツのADASなんか論外です。

フィジカルサイドだとどうか? この場合、反応速度とアクセルからブレーキペダルの踏み替え速度で判断したらいい。脚力弱るなるとアクセルペダルからブレーキペダルの踏み替え時間が長くなる。杖をついて歩くレベルから少しばかり厳しくなっていくと私は考えています。歩く速度が遅くなるのも危険な兆候。杖を付き、ゆっくりしか歩けなくなったら、もう厳しい。

マニュアルに乗れるかどうかを判断基準にするのもいいと思う。というかある程度の年齢になったらマニュアル車に乗ることをすすめたい。遠からずマニュアル車は絶版になる。私も次のフルモデルチェンジ直前のタイミングでハイゼットのデッキバンを購入し、最後のクルマとして保管しておこうと考えてます。それとも電気自動車の時代になったらADAS技術が進むか?

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